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NEOかわいいのその先へーー海外ツアーを経てタフになったCHAIの凱旋ツアー・ファイナルをレポート

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CHAI JAPAN TOUR 2019 「PINKなPUNKがプンプンプン トゥアー!」2019.6.29 新木場STUDIO COAST

CHAIのメンバーはメンバーでありながら「CHAIがあってよかった」とインタビューで語っている。自ら育ててきた存在ではあるけれど、いいバンドとは得てしてスタンスやセンス、ちょっと大げさに言えば思想を持つものだ。それはバンドの存在感がスケールアップしている証しでもある。そしてオーディエンス(自分もそうだが)は「CHAIのライブ」というスペシャルだけど決して非日常じゃない場所を愛している。

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

ニューアルバム『PUNK』リリース後、USとヨーロッパツアーを経てきたバンドは、海外でのタフなライブ現場の経験を学びに、各地でのニュートラルなのに熱いリアクションを栄養にして帰ってきた。凱旋ツアーの色合いの濃い今回は全国8カ所を巡り、この日の新木場STUDIO COASTでファイナルを迎えた。ステージで目を引くのはおなじみになったバンドネームの電飾、そしてこの日はフロアに突き出た花道だ。そこへ顔写真のお面をつけて、花道の最前で手を振る4人に送られるのは歓声と「カワイイ〜!」という嬌声。が、一転、演奏が始まるとぐっと重くタイトなユナ(Dr)のキック、ユウキ(Ba)のローに圧倒される。このギャップにもグッとくる。音数を絞り込んで、ビートやリフのセンスで聴かせるプロダクションは世界のポップ・ミュージックのトレンドとも共振するもので、「CHOOSE GO!」、「ファッショニスタ」など、そうした特徴を持つ曲をブロックを序盤に配置したことで、プレイ面での自信をうかがわせた。

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

花道を存分に生かしたマナ(Vo/key)・カナ(Gt/Key)によるアルバム「PUNK」のプロモ(!?)からの、マナの英語とユウキの翻訳による「コンプレックスはアートなり」「NEOかわいい」での自己紹介を経て、イントロのユナのドラミングでドッと歓声が大きくなる「N.E.O.」。地上波出演時に演奏したことで知名度の高い曲だが、いい意味でCHAIのライブは予習しなきゃとか、どんなノリか知っとかなきゃという壁がない。楽しそうだな、好きだなと思えば来ればいい。だからシンパシーを感じそうな若い女の子を軸にしつつも、男子もお姉さんもなんならお父さん世代も好きなように身体を揺らして踊れる。

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

フロント3人がシンセを駆使してのハードなダンストラックの攻めに転じるブロックも、CHAIの楽曲の多様性を明快に伝えていた。ユウキのシンセベースが放つ低音の迫力とタイトなユナのスネア、マナとカナのエレクトロな上物がソリッドな「クールクールビジョン」、彼女たちが大好きなJusticeにも通じるエレクトロニックなダンスチューン「GREAT JOB」など、クラブであるコーストのフロアを照らすライティングもマッチ。

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

ふとフジロックの夜のホワイトステージも似合うはず!と思った瞬間だった。1曲1曲の世界観をしっかり届けられる演奏と演出に唸ることしきりなのだが、続く「カーリーアドベンチャー」はグッとドリーミーに、また餃子トークのSEが流れて始まった「ほれちゃった」でのカナのクリーントーンのフレージングの冴え、ブラッシュアップされたコーラスワークなど、曲の心地よさを最善の方法で届けるライブバンドとしての成長は、4人の音楽人としての意思を見事に証明していた。

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

中盤、一旦メンバーがはけ、再登場した際には各々背中に「MY BODY」や「STAY HUNGRY」といったメッセージが記されたマント状の衣装をまとい、花道でダンス。こうした演出もバンドサウンドの演奏で圧倒できるパワーを蓄えたからこそ際立つ印象を持った。CHAIが楽しいと思うことをどんどん実現できる状況、しかし彼女たちはその時期や効果をしっかり見定めて、新たな演出を投入しているのではないだろうか。再びタフな演奏に戻り、ユナのサンプリング的なよれたビートを生音で表現するスキルに進化を感じた「ハイハイあかちゃん」を経て、ユナの「ブーブー、言ってみ!」の一声からなだれこんだ「ぎゃらんぶー」。今となってはギャグ要素強めな曲に聴こえるが、ライブでの一体感を作り出すマストなナンバーだ。

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

ユナのまったりトークによるグッズ紹介は怒涛のドラミングとギャップがありすぎて今回も頬が緩みっぱなしになるが、ファンもとても温かい。漢字をデザインに使った今回のツアーグッズ、その文字自体の意味は中国語でジャッカルだそうで、「CHAIと全然関係ないけどかっこいいよね」と、4人が順番にTシャツやポーチ、クリアバッグを紹介。実際使いたくなるグッズが多いのも、女の子のファンにはポイントが高いと思われる。

 

ラストはCHAIの日常でありスタンスが詰まった「FAMILY MEMBER」が、自然と起こるクラップに乗せてここにいるオーディエンスにとっても“自分の曲”として広がっていく。トロピカルなテイストのあるマナのオブリガード、グルーヴィなユウキのフレージングなど、どこを取っても強くて洗練されている。そしてユナが次でラストであることを告げると、テンプレではなく真顔の「ええ〜っ」の大ブーイングが起こった。本気である。だが、ラストに『PUNK』リリース以降、締めの定番となった「フューチャー」のシンセのイントロが流れると、まさに来るべき未来について歌い、ミディアムテンポで大きなグルーヴを生み出す曲でオーディエンスをしなやかに揺らすーー決して簡単じゃない演奏をモノにしてきた自信、日本のライブシーンで珍しい曲調を浸透させてきた自負、そういったものが確かに結実したように見えた。マナの大きなステージでも自由に遊ぶようにアクションする奔放さや、各自のスキルアップが功を奏して、4人ならではのエンターテイメントを完成させたのだ。

C Photo by 中磯ヨシオ

C Photo by 中磯ヨシオ

本編が終了すると、そこらじゅうで「かっこいいー!」「サイコー!」という声が2階席でも聞こえてくる。私自身も幾度も一人つぶやいた。ざわめきと拍手の中、再登場した4人は何か小さな箱状のものをフロアにばら撒きながら、「中身は内緒」と受け取れた人に念を押す。そういえば今回のライブは開演前に「写真OK!動画OK!ダンスOK!騒ぐのOK!」と、スマホによる撮影の許可がアナウンスされていたのだが、踊ることと等価に「やっちゃってOK」というスタンスがCHAIらしい。認められると人は節度を持つものだなと、ほぼ踊っていたフロアを見渡して思った。お互いへのリスペクトが居心地の良さを生む。

今回より小規模なライブハウスではお客さんとのちょっとした会話やMCを挟んでいたマナはまとまったMCでしっかり気持ちを伝えていたのもショーの変化を感じた。曰く「アメリカ、ヨーロッパとツアーしてきたけど、最後は日本で終わりたかった。『PUNK』ってアルバムを出して回ったツアーだけど、パンクって壊すんじゃなくて、新しい自分を見つけていくっていうことなもんで、みんなも負けんじゃねえぞ!」と、ちょっと照れながらも力強く言い放った。そりゃ歓迎されていても海外のツアーは簡単なことじゃないのは想像に難くない。マナの簡潔で強いメッセージのリアリティに歓声が上がる。

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

CHAI Photo by 中磯ヨシオ

アンコールの2曲は80s風のポップさからメロウな「Because I’m me」に至る構成もメッセージも泣ける「アイム・ミー」、そして巨大ミラーボールが降りてきて、きらめく光をそこにいる人すべてに降り注がせる演出の中、柔らかな曲調だからこそ、より自分を愛してあげることの大切さに包まれる「sayonara complex」でフィニッシュ。4人のプレイヤビリティが向上したことで、曲の良さや、パワフルなだけでない切なさも見事に伝えきった4人。

「コンプレックスはアートなり」や「NEOかわいい」といったテーマに注目される時期を超えて、音楽そのもの、今のCHAIそのものが受容され、笑顔にあふれたツアー・ファイナル。見事だった。

 


美味しいクラフトビールと日本酒が倉敷に集結『SAKE Spring 倉敷』間もなく開催

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京都発の日本酒イベント『SAKE Spring』が、7月13日(土)~15日(月・祝)の3日間、アリオ倉敷、三井アウトレットパーク 倉敷、倉敷みらい公園の3会場で開催される。

『SAKE Spring 2019 倉敷』では、全国11社約30銘柄のクラフトビールに加え、京都・灘・岡山の酒、約20蔵・50銘柄以上の日本酒が集結。日本酒好きも唸る銘柄のお酒を堪能できる。

また、アリオ倉敷で人気のレストランが3日間限りの屋台を出店するほか、三井アウトレットパーク 倉敷や、2Fのフードコートにもお酒ブースが登場。

梅酒やゆず酒といった果実酒ソーダ割りのコーナーや甘酒・ジュースなどノンアルコールのコーナーも充実しているので、日本酒ビギナーやおひとりさま、子連れファミリーも歓迎のイベントとなっている。

チケットは、お酒券8枚(2,000円相当)+オリジナルグラス+アリオ倉敷専門店で使える200円グルメクーポンがセットになった前売り限定のお得な「満喫チケット」が2,000円で販売中。

 

 

レゴの金魚釣りや盆おどりで思いっきり夏を楽しもう!レゴランドで『レゴ ニンジャゴー夏祭り』イベント開催

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レゴランド・ディスカバリー・センター東京、 および大阪では、 7月13日(土)より「レゴ ニンジャゴー夏祭り」イベントを開催すると本日発表した。

レゴ ニンジャゴーのキャラクターたちが盛り上げる夏祭りで、 レゴの金魚釣りや輪投に挑戦したり、 盆踊りを踊ったり、 家族で夏休みを楽しめる。 レゴランドは屋内施設なので、 梅雨の時期や暑い夏も快適に過ごせる。

盆踊り

盆踊り

ニンジャチャレンジ

ニンジャチャレンジ

イベント期間中は、 6万個のレゴブロックを使ったレゴの山車(東京)やデュプロブロックの龍(大阪)も登場。 また、 カフェでは夏祭りスペシャルメニューとしてニンジャゴーキャラクターのやきそばやかき氷なども味わえる。

★★レゴ ニンジャゴー夏祭り概要★
【開催期間】 2019年7月13日(土)~9月1日(日)
【場所】 レゴランド・ディスカバリー・センター東京/レゴランド・ディスカバリー・センター大阪
★カイとロイドの盆踊り
★ニンジャチャレンジ~ニャーの金魚釣り、 コールの輪投げ
★ジェイのミニフィグトレード

ミニフィグトレード

ミニフィグトレード

★ゼンのスペシャルビルド

スペシャルビルド

スペシャルビルド

★キャラクターグリーティング

キャラクターグリーティング

キャラクターグリーティング


※イベントの詳細については以下のURLをご参照ください。 
東京/ https://www.legoland-tokyo.jp/ninjago/ 
大阪/ https://www.legoland-osaka.jp/ninjago/

代表者コメントも到着

マーリン・エンターテイメンツ・ジャパン株式会社
代表取締役社長 井上忠浩コメント

「レゴランド・ディスカバリー・センターは、 お客様が年に何度来ても新しい楽しみを体験していただけるよう、 季節ごとにイベントを開催しております。 今回のイベントは春に開催した「レゴ フレンズ」、 「レゴ シティ・アドベンチャー」に続く第3弾となります。 幅広いお子様に大人気のレゴ ニンジャゴーの世界で、 レゴランド・ディスカバリー・センターならではの夏祭りを心ゆくまでお楽しみいただき、夏の思い出を作っていただきたく思います。」

熱中症や悪天候などを気にせず過ごせるのは家族連れにとっては特に心強い。夏休みは子供と一緒にレゴの世界を堪能してみてはいかがだろうか。

 

ドラゴンズが「1DAYチケット」!朝から夜まで1軍&2軍戦が一度に楽しめる

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中日ドラゴンズは8月23日(金)にナゴヤドームで開催される試合で、「中日ドラゴンズ1DAYチケット」を700枚限定で販売する。チケットの一般販売は7月6日(土)から。

「中日ドラゴンズ1DAYチケット」は10:20に始まる福岡ソフトバンクホークスとの2軍デーゲームと、18:00に始まる広島東洋カープとの1軍ナイターを1枚のチケットで観戦できるというもの。1軍戦は内野A席(一塁側)、2軍戦は内野自由席をそれぞれ利用できる。一般料金はおとな6,200円、こども2,800円。なお、このチケットは引換券となり、当日に各試合の観戦チケットと引き換えになる。

オリジナルリストバンド(※画像はイメージ)

オリジナルリストバンド(※画像はイメージ)

「中日ドラゴンズ1DAYチケット」の利用者にはさまざまな特典が用意される。オリジナルリストバンドがプレゼントされるほか、抽選で2軍戦の始球式、オンユアマークス、フィールドシート体験、ドアラとハイタッチなどのイベントに参加が可能。10:00からは先着順で、中学生以下を対象にグラウンドウォークも行われる。

さらに、2軍戦の試合終了後には、イオンモールナゴヤドーム前店で行われる、サイン入りグッズなどが当たる抽選会に参加。参加者限定プレミアム特典を利用して、同店で各試合の終了後にランチやディナーも楽しめる。

当日のイベントスケジュール

当日のイベントスケジュール

朝から晩まで1日遊べる「中日ドラゴンズ1DAYチケット」。今年の夏はナゴヤドームで思い出を作ってみてはいかがだろうか。

ACIDMAN 「ANTHOLOGY2」ツアーファイナル東京公演を収めたDVD作品を通販限定リリース決定

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全ての楽曲からファン投票でセットリストを決めるツアーの第2弾『ACIDMAN LIVE TOUR “ANTHOLOGY 2”』を行なったACIDMANが、このツアーのファイナルであるZepp Tokyo公演を収めたDVDを、通販限定でリリースすることが決定した。

「過去の楽曲達に陽が当たるような場所を作りたい」という思いから生まれた本企画は、今回が第2弾となる。前回から規模を拡大し、全国11箇所で開催されたツアーのファイナル公演として2019年5月18日にZepp Tokyoで行われたライブが、完全ノーカットで収録されているとのこと。

同作品は本日2019年7月3日17時より先行予約受付がスタート。なお、10月より開催される『ACIDMAN LIVE TOUR “創、再現”』のチケット先行受付が現在イープラスにて実施中となっている。

米倉涼子が歌うミュージカル『シカゴ』の名ナンバー「ロキシー」が全世界120カ国で配信決定

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米倉涼子が歌うミュージカル『シカゴ』の名ナンバー「ロキシー」が、2019年7月26日(金)から世界120か国で配信スタートすることが発表された。配信は、iTunesやSpotifyなどの主要音楽配信サービスを通して行われる。

ミュージカル『シカゴ』は、NY・ブロードウェイの初演から22年を迎え、アメリカ作品として歴代1位のロングラン、世界36か国・500都市以上・12言語で上演されているメガヒット・ミュージカル。実話に基づいた二人の悪女によるスキャンダラスなシンデレラ・ストーリーは、奇しくも人々の共感を生み、「オール・ザット・ジャズ」など、名曲揃いのミュージカル・ナンバーと、鬼才ボブ・フォッシーの振付を体現するセクシーな衣装に身を包んだ超一流のダンサーたちは、世界中の観客を魅了している。

米倉は、この作品で2012年にブロードウェイデビュー。2017年の『シカゴ』20周年アニバーサリーイヤーにも主演のロキシー・ハート役を務め、自身の女優人生20周年でもある今年、日本人女優史上初となる3度目のブロードウェイの舞台が7月1日(月)(現地時間)に開幕したばかりだ。

今回、世界配信に加えて、7月31日(水)にリリースされるCD「ミュージカル『シカゴ』ニュー・ブロードウェイ・キャスト・レコーディング[ジャパン・スペシャル・エディション]」の日本盤ボーナス・トラックとして、同ナンバーが特別収録されることも決定した。

米倉涼子と『シカゴ』ブロードウェイ音楽監督のロブ・ボウマンのコメントが届いたので紹介する。

米倉涼子

私にとって特別なミュージカル『シカゴ』という作品で、この度3度目の夢の舞台ブロードウェイに立て、自分が演じるロキシー・ハートの大切なナンバーである『Roxie』を、NYでカンパニーの皆さんとレコーディングデビューでき、そして、素晴らしい体験をさせて頂けたことをとても嬉しく思います。世界中の方にも私の『Roxie』を楽しんでいただけると嬉しいです。このレコーディングに沢山のお力添えをくださった方々に感謝します。

ロブ・ボウマン(『シカゴ』ブロードウェイ音楽監督)

素晴らしい!リョーコがこの2分半に込めた豊かなキャラクター、希望、愛らしさ、艶、魂、ユーモアがとても美しく伝わってきます。
リョーコ、おめでとう。そして携ったすべての人にもおめでとう!
ブラボー!!

RADWIMPS、全国ツアーの追加公演として横浜アリーナ3daysを発表

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6月からスタートしたRADWIMPS全国ツアー『ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019』の追加公演が決定した。

日程は、8月27日(火) ・28日(水)・29日(木) の3日間で、横浜アリーナでの開催となる。

本日・7月3日(水)17時よりRADWIMPS TICKETサイトにて追加公演のチケットの最速先行受付が開始されている。

ラーメン作りや制服を着てスタッフ体験も!? 小学生向けの体験付きチケットが嬉しい『イースタン・リーグ 2019 in TOKYODOME』

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イースタン・リーグの読売ジャイアンツと北海道日本ハムファイターズは、8月20日(火)、21日(水)に東京ドームで対戦する。

この試合は『イースタン・リーグ 2019 in TOKYO DOME』として開催されることになった。今年も様々な特典付きシートが用意される。

『イースタン・リーグ 2019 in TOKYO DOME』は8月20日(火)、21日(水)開催

『イースタン・リーグ 2019 in TOKYO DOME』は8月20日(火)、21日(水)開催

特典付きシートのうち、「キッズお仕事体験付シート」は小学生を対象としており、以下の3つの“お仕事体験”が楽しめる。

■球場屋台 大平ちゃんでラーメン作り体験!

昔ながらの博多ラーメンと揚げ餃子の店「球場屋台 大平ちゃん」で、ラーメン作りに挑戦。湯切りや盛り付けなどが楽しめます。

【日時】8月20日(火)13:30~14:30
【参加人数】小学生5名様限定
【実施場所】東京ドーム内外野 球場屋台 太平ちゃん
【集合】13:20 東京ドーム関係者入口
【持ち物】汚れてもいい長ズボン、汚れてもいい靴
【注意事項】アレルギー対応不可

球場屋台 大平ちゃん

球場屋台 大平ちゃん

■ドームショップでホットドッグ作り体験!

東京ドームグルメの中でも人気メニューのひとつ、ホットドックを自分だけのオリジナルトッピングで作れます。制服を着てのスタッフ体験も実施。

【日時】8月21日(水)13:30~14:30
【参加人数】小学生5名様限定
【実施場所】東京ドーム内4Fコンコース
【集合】13:20 東京ドーム関係者入口
【持ち物】なし
【注意事項】アレルギー対応不可

■BALL PARK STOREで野球グッズ販売体験!

【日時】8月20日(火)・21日(水) 各日14:00~14:40
【参加人数】小学生10名様限定
【実施場所】BALL PARK STORE
【集合】13:50 BALL PARK STORE(東京ドーム 20ゲート横)
【持ち物】なし
【注意事項】動きやすい格好

BALL PARK STOREで野球グッズ販売体験! ※画像はイメージ

BALL PARK STOREで野球グッズ販売体験! ※画像はイメージ

※参加する小学生には保護者の同伴が必須。
※未就学児のイベント付添に関して、座席を必要としない場合、チケットの購入は不要です。
※各イベントに参加頂けるのは、1組あたり、保護者様1名に対しお子様3名までの計4名様となります。
※イベントに参加されない付添の方(おとな、こども)はご見学頂けます。
※当イベントに応募可能な席種は、バックネット裏指定席Sとなります。

ほかにも、当日は「選手エリア見学・体験ツアー」や「芝生で遊ぼう」など、さまざまなイベントが行われる予定。夏休みの思い出として、ぜひ親子で参加してみてはいかがだろうか。


HOWL BE QUIET、ニューアルバム『Andante』の詳細を発表 ジャケットも公開に

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HOWL BE QUIETが、7月31日にリリースするアルバム『Andante』の収録曲の詳細を発表した。

前作『Mr. HOLIC』から、約2年ぶりのアルバムリリースとなる本作には、ボカロPである羽生まゐごと作詞を共作し、デジタル配信リリースされた「ヌレギヌ」、縄航太がSexy Zoneへと楽曲提供した「名脇役」のバンドアレンジによるカバー、その他「幽霊に会えたら」、「覆水盆に返らず」、そして新曲「fantasia」、「Reversi」、「バーバラ」、「Dream End」といった未発表曲4曲を加えた全8曲を収録する。

また、全編曲・プロデューサーとして、数多くのゲーム音楽にも携わり、DAOKOら多くのアーティストの楽曲編曲を担当している TAKU INOUE を「ヌレギヌ」より引き続き迎えている。同時に公開されたジャケットは、アートディレクター・光嶋崇が手掛けたもの。

そして、HOWL BE QUIETオリジナルクリアファイルが全国CDショップでの購入特典に決定。なお、Amazonで購入すると『Andante』のデカジャケットが特典となる。


HOWL BE QUIET 竹縄航太 コメント

―― 竹縄航太(Vo/Gt/Pf)
2017年5月。バンドとしてメジャーデビューして1枚目のアルバムを出した。
あれから2年。
みんなはどうしてましたか?
高校や大学に進学しましたか?もう社会人になりましたか?大切な人は出来ましたか?
人それぞれ、いろんな2年間を歩んでいるんだろうなあと思います。
ぼくたちはこの2年、曲を作ってました。ライブをしてました。
音源を出さないことで離れていく人がいることも目の当たりにしました。怖くもなりました。それでもやめられませんでした。やっぱりこのバンドを、ハウルの音楽を届けたくて必死でした。
少しって言ったら怒られちゃうな。
だいぶ時間かかっちゃったけど、ようやく新しいアルバムが出来ました。
ライブでだけ演っていた曲。この4人になって、初めて作った曲。ツアーを回って、帰ってから出来た曲。たくさんあります。古いも新しいもない。今のおれらが、HOWL BE QUIETです。

ウサギとカメで言えば、カメだろうし、一歩一歩遅いし、不安にさせたり心配もかけてきたけど、それでも前に。
ゆっくりでも。歩き続けてるおれらと、どうかこれからも一緒に歩いてほしい。
心よりそう思います。

2019.7.31
「Andante」

2年越しのアルバムを出します。
あなたに届きますように。

『今、僕は六本木の交差点に立つ』メインビジュアルが解禁 七木奏音、久ヶ沢徹ら追加キャストも

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2019年9月4日(水)~9月8日(日)天王洲 銀河劇場にて上演される『今、僕は六本木の交差点に立つ』のメインビジュアル&新たなキャストが解禁された。

高校卒業後、裸一貫から起業し莫大な富と名声を獲得した男・橋本ひろし。彼は50代になって突然歌を歌いはじめた……。本公演は、そんな経済界の風雲児にして魂の叫びを歌うシンガーソングライター、橋本ひろしの波乱万丈な人生を下敷きにした舞台だ。

発表されたメインビジュアルは、中村誠治郎、有澤樟太郎、定本楓馬、山寺宏一の4名が美しい木花に囲まれている姿。また、体内活劇『はたらく細胞』、ミュージカル『憂国のモリアーティ』等に出演している七木奏音をはじめ、舞台を中心に活躍する久ヶ沢 徹、中込佐知子、髙橋洋介、堀越 涼、橘 輝、浅野康之、西川美咲ら実力派のキャストが出演することも決定した。どんな物語になるのか期待が高まるばかりだ。

駒田航がナビゲーター トムとジェリーを大スクリーンで味わう『トムとジェリーとオーケストラ!』の開催が決定

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2019年9月1日(日)、東京オペラシティコンサートホールにて、『トムとジェリー』のアニメーションを生のオーケストラで体感するコンサート『トムとジェリーとオーケストラ!』が開催されることが決定した。『トムとジェリー』の映像を大スクリーンで上映しながら生のオーケストラ演奏の醍醐味を味わえるコンサートだ。

『トムとジェリー』は、1940年にアメリカで制作されたアニメーション映画(カートゥーン)。1960年代以降、日本でも何度もテレビ放映され、今なお愛され続けている作品だ。アニメーションと音楽をシンクロさせる手法を取り入れたその内容は、1話、約8分の間、オペラさながら、その全体が色彩豊かなオーケストラ・サウンドで支配されている。2020年に生誕80周年を迎え、今年7月~8月には東京・大阪で世界初の大規模展覧会が行われることが発表されている。

今回は、『トムとジェリー』愛にあふれる人気声優・駒田航がナビゲーターとして登場し、劇中のナレーションも担当。加えて、NHK『らららクラシック』にも出演し、『トムとジェリー』の音楽研究で博士号を取得した作曲家・上水樽力がその音楽世界を深く解説する。演奏陣は、『トムとジェリー』音楽に造詣が深い指揮者・竹本泰蔵、『トムとジェリー』フリークのピアニスト・CHIAKi、さらに、名ジャズドラマー・黒田和良が率いるジャズバンド。そして、名門・東京交響楽団といった超豪華メンバーで構成されている。

2018年9月にリリースされたCD『華麗なるカートゥーン&ミュージカルの世界』に収録されている、オリジナル・スコアから新たに録音された「ただいまお昼寝中」のライブ演奏を含め、全6作品の『トムとジェリー』のオーケストラ・サウンドと映像をじっくり味わうことができる。子供はもちろん、大人も唸り楽しめるコンサートとなっているという。

今年1月に現役引退をしたハビエル・フェルナンデスが『Japan Open』『カーニバル・オン・アイス』に出場!

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今年1月に行われた『2019年欧州フィギュアスケート選手権』で7連覇を達成し、現役引退をしたハビエル・フェルナンデスが日本にやってくる。

ハビエル・フェルナンデス

ハビエル・フェルナンデス

10月5日(土)にさいたまスーパーアリーナで開催される『木下グループカップ フィギュアスケートJapan Open 2019 3地域対抗戦』、『木下グループpresents カーニバル・オン・アイス2019』に、フェルナンデスが出場することが決定した。

フェルナンデスは平昌オリンピックで銅メダルを獲得。同大会の最終日に行われたエキシビションでは、スーパーマンの格好で演技を披露し、会場を笑いに包み込んだ。羽生結弦の盟友としても、度々クローズアップされている。

毎年国内外のトップスケーターが集まる『Japan Open』と『カーニバル・オン・アイス』だが、今年も大いに盛り上がること間違いないだろう。チケットは6月29日(土)の12:00からイープラスで先行販売が開始される。

Wanna One出身ハ・ソンウン、単独コンサートを豊洲PITで開催決定

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Wanna One出身のハ・ソンウンが、韓国での単独コンサートに続き日本公演も開催することが決定した。

ハ・ソンウンは、『PRODUCE101 シーズン2』でWanna Oneのメンバーに抜擢、そして今年2月にはファーストミニアルバム『My Moment』を発表しソロ歌手として新たな一面を見せている。

ソロでは初となるコンサートは、9月12日(木)・13日(金)に豊洲 PITにて行なわれる。チケットは、7月5日(金)から韓国エンタメポータルサイトKOARIにて最速先行受付がスタートする。

フルカワユタカ、YouTuber・セゴリータ三世のオフィシャルチャンネルへ初出演決定

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フルカワユタカが音楽系YouTuber・セゴリータ三世のオフィシャルYouTubeチャンネルに初出演することが発表された。

今回は彼がフルカワユタカに対して抱いているイメージをもとに、DOPING PANDAの全盛期から解散までの経緯、フルカワの活動スタンス、過去の作品などに対し鋭く切り込んでゆくという。

その他、セゴリータ三世が感じている音楽業界に対しての不満や、アーティストに対する疑問など、18分間にわたる動画となっており、7月5日(金)19時より公開となるとのこと。

さらに、7月21日(日)に「epoch」の発売を記念したインストアイベントが、タワーレコード難波店、枚方 蔦屋書店での大阪2会場にて開催することが決定した。アルバムアコースティックライブとサイン会を行う予定となっている。

なお、フルカワユタカは、本日・7月3日にソロ4枚目となるオリジナルフルアルバム『epoch』をリリースした。

海を愛する人たちのためのオーシャンフェスティバル『OCEAN PEOPLES’19』全ラインナップ発表

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7月13日(土)、14日(日)に代々木公園イベント広場にて開催される『OCEAN PEOPLES’19』の、全ラインナップが発表された。

『OCEAN PEOPLES’19』は、海を愛する人たちのためのイベントで、海が似合うアーティストたちのライブに加え、約100店舗にも及ぶ多彩なマーケットや、サーフカルチャーに根ざしたフードが初夏の代々木公園に集結。カリフォルニア発のオーガニックコスメ、ウェアからハンドメイドのアクセサリー、海を感じるビーチインテリア雑貨など、国内外の人気アーティストの作品が並ぶ。

無料で楽しめるライブステージの初日には、Special Favorite Music、BANDERAS、やなわらばー、Rickie Gが。2日目にはshowmore、トレモノ、Blue Vintage、Caravan、七尾旅人が出演する。


■マーケット出店一覧

マーケット

マーケット

La siesta Holiday Shop / To The Beach & california market / MARUKIYA / Happy Mania / SHAGADELIC / ALMOND SURFBOARDS / Nail&Jewelry Moivoret ネイルアンドジュエリーモイボレット/ Purushana / HAVE A NICE TIME STORE! / MARCO / BELINDA / Beach / SecondStation / TAEKO / Banila × Cujacu / PARASOL / ManaLea Jewelry / COLCA /A・I・C / aqua blanca / ドゥザポゴ/ fleaky / Beach sandal store B-san / Loop Ring Works / Unique8128 / Bridging Tokyo / TheBONZ★STYLE GARAGE / anap mimpi /TO SEA / AIRBUGGY / KONA BEER / LaurenRothJapan / Hello gugu / STREET HASSLE / Peanuts cosme / JAVARA’S / クロスロード / shelly / アクセサリー&輸入雑貨AMIGOS / Hanalima / OFFSHORE / BLACKFLYS / PAPEL / モニークアートスタイル/ マイレリーフハワイ/ grn / IMBAYA インバヤ/ Milimili / KIBACOWORKS / NaneaLumi / DANG SHADES / CAPTAINS HELM / アイスウォッチ/ LA TENTE ISLAISE / RHYTHM / Kipling / TOYMOCK / QUAY / CTAARVO / 海洋環境保全プロジェクト/ GREENROOM GALLERY


■フード出店一覧

フード

フード

ブランカ食堂/ ROUND / OCEAN SIDE / GUARDCAFE(GUARDFOODTRUCK) / lunch stand tipi / RUBBER TRAMP / 吉田商店 / DriveLabels / レインボーワゴン/ Bulent’s Kebab / 無農薬玄米カレーコブカフェ/ IBUSHI KITCHEN / TRIPLE R / インド料理ムンバイ / エリジュス/ The Sunrise Shack Japan / fuwari / パラダイス/ 相模茶屋あいる/ ライオン亭/ EL CAMION by T.Y.HARBOR BREWERY / COCONUT TREE / キマデリ/ Monster Burritos / カッパドキアキッチン/ SPICE6 / BLUE MOON / バミューダ/ TOSYA KEBAB / 三陸ビール / 幸せ餃子/ KaZoo カズー/ Bell Wood / freedom wagon / ミルクバーMILK BAR / 豊洲いなせり


声優・鬼頭明里のメジャーデビュー決定!デビューシングルは誕生日に発売

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『鬼滅の刃』(竈門禰豆子)、『私に天使が舞い降りた!』(姫坂乃愛)、『Re:ステージ! ドリームデイズ♪』(月坂紗由)など、数多くのアニメ作品に出演している声優・鬼頭明里がポニーキャニオンからメジャーデビューすることが本日発表された。

デビューシングル「Swinging Heart」は、本人の誕生日でもある10月16日に発売されることも決定している。

今回のメジャーデビューを受け、鬼頭明里からコメントが到着した。

鬼頭明里コメント
「昔から歌うことが好きでしたが、自分がアーティストとして歌を出させて頂くことになるなんて思ってもみなかったので、不安とワクワクが入り混じっていて、不思議な感覚です。テンションを上げたい時、落ち込んだときなどはいつも音楽に助けられてきました。私の歌も、聴いてくださるファンの方々の支えになってくれると嬉しいです。精一杯気持ちを込めて歌っていきたいと思います!よろしくお願いします!」

この情報解禁と同時に、鬼頭明里のTwitterアカウントやオフィシャルサイトも開設されている。

さらに、ラジオ新番組として『鬼頭明里のSmiley pop』が、文化放送「超!A&G+」にて、毎週水曜日19:30~20:00より放送開始となる。どのようなアーティストなっていくのか楽しみだ。

BTS 最新シングル「Lights/Boy With Luv」が初日売上46.7万枚で海外アーティスト最高記録を更新

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BTSが本日7月3日にリリースしたシングル「Lights/Boy With Luv」の初日売上枚数が46.7万枚で初登場1位を記録した(2019年7月2日付オリコンデイリーシングルランキング)。

この記録は、店着初日となる7月2日の売上を集計したもので、今年リリースされた男性アーティストによる「シングル初日売上枚数記録」で最高記録となったほか、これまでの海外アーティストによる「シングル初日売上枚数記録」で最高記録となった。また、BTS自身も2018年11月リリースのシングル「FAKE LOVE/Airplane pt.2」(初日売上枚数32.7万枚)を上回り、自己最高を記録した。

BTSは現在、8都市16公演の全世界スタジアムツアー『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’』を行なっており、7月6日と7日に大阪・ヤンマースタジアム長居、7月13日と14日に静岡・エコパスタジアムで日本公演『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ -JAPAN EDITION-』を開催する。

THA BLUE HERB インタビュー・後篇――「自分の限界を突き破る」最新作はいかにして生まれたのか

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THA BLUE HERBが本日・7月3日にリリースした通算5枚目となるアルバム『THA BLUE HERB』を紐解くインタビュー。その後篇となる今回は、アルバムの中身に一歩踏み込んだ内容が語られると同時に、THA BLUE HERBのリリックやトラックに対する思想、さらには根幹にあるヒップホップ観までもが見えてくる内容に。キャリア22年目にしてセルフタイトルの大作を完成させ、なお先を見据える彼等の言葉と心情に触れてほしい。

<前篇はこちらから>

――それでは、今作『THA BLUE HERB』についてさらに話を聞いていきたいんですが、2枚組にしたのはなぜでしょうか。

BOSS:野音もソロアルバムもそうなんだけど、俺らはいつも自分たちがこれまでやってこなかったことに挑戦してきた。今回はまずは2枚組のアルバムを創ろうってところから制作を開始したんだ。取り掛かり始めたときはどうなるかわからなかったけど、それを乗り越えるのは絶対に面白いはずだし、そうしないと成長しないとも思ってた。成長したいよ、俺はまだ。自分の限界を突き破りたいもん。そういう気持ちがあったんだと思う。

――野音を終えた達成感からくるテンションに突き動かされたところもあったんですか?

BOSS:それもあるけど、2枚組ってずっと憧れだったから。アメリカのヒップホップに憧れてたときから「いつかは俺たちもやってみたい」って思ってた。俺は今47歳で、これまでで一番心技体がキテるから、正直、「今だったらイケるかもしれない」って思ったね。

――アメリカのヒップホップだと、2枚組を出してるアーティストは20代の頃が多いですよね。

BOSS:そうだね。だから本当にすごいと思うよ。

――90年代は2枚組の名作が特に多いです。影響を受けた作品って何かありますか?

BOSS:ビギー(ノトーリアス・B.I.G.)とかウータン(ウータン・クラン)のセカンドは個人的に喰らったし、今でも憧れてる。

――2PACも出してますよね。

BOSS:そのヤマをずっと乗り越えたいって思ってたんだ。

――それだけのボリュームになると、ヒップホップに限らず、どうしても内容が薄くなったり、散漫になる傾向があるように感じます。そういう意味でもクオリティの壁は見えていたと思うんですが。

O.N.O:でも、1枚より2枚のほうがやれることは増えるからね。むしろ、トラックもリリックも突き詰めやすくなったというか。曲はいっぱい作ってたから、1曲に無理に詰め込む必要がなくなったね。

BOSS:2枚組だからこそできた表現っていうのはかなりあった。

O.N.O:10曲ぐらいできてから、「今後はこういう構成が必要になってくるね」っていうような事もこれまで以上に幅広く考えることもできた。リリックも音も広げていきたかったし、ヒップホップの枠にハメるためにいろんなことを試せたから、作るのは全然苦ではなかったよ。

BOSS:走り出してからスピードに乗るまでは2人とも半年以上苦労したけど、トップスピードに入ったらもう、余裕だった。3枚組まで踏み込み始めてたからね。「CDって何分入るんだっけ?」ってスタッフに確認したら、もう「規格を超えます」って言われたからそこで止めた。あと半年あったら確実に3枚組までいけた。そういうことを知れてよかったよ、「俺たちはまだまだ曲を作れる」って。

THA BLUE HERB 撮影=西槇太一

THA BLUE HERB 撮影=西槇太一

――その話を聞くと今作の質の高さにも納得がいきます。

BOSS:本当に2枚組ならではだよ。聴いてもらえればわかると思うけど、テーマ的に対になってる曲もある。これまで通りの1枚のアルバムだったらそれを1曲に収めていたから表現が狭まっていたけど、今回は2曲にわけて集中して曲が作れたし、表現の幅を広げられた。だから結果的には2枚組という課題があったことで成長できたと思う。

――市井の人々の物語を歌うというのもTBHにとっては新しい切り口ですよね。

BOSS:そもそもヒップホップってそういうもんだと思うし。俺が初めてヒップホップにヤラれたひとつの理由として、日本にいながらにしてCNNで流れないようなアメリカのゲットーの生活を知れて、いろいろなことを想像できる楽しさに魅力を感じたからだし。金が欲しい、有名になりたい、社会の不条理に対して文句を言いたいっていうのは表現として一番簡単なことなんだけど、逆に一番難しいのは日常のなかで見落としそうな物事に価値をつけていくことで、それが一番難しい分やりがいがあるんだよ。

――サウンドの質感も『TOTAL』から変わったように感じます。いい意味で攻撃的でなくなったというか。『TOTAL』までは低音がより強調されているイメージでしたが。

O.N.O:そうだね。それはライブのことを考えてのことなんだけど、それ以外にも、長い時間聴けるようにするためと、曲数が多いから1曲単位で詰め込み過ぎないようにっていうこともあって。

BOSS:ディスク1の1曲目からディスク2の最後まで聴いてもらうためにどうしたらいいのか?っていうのは一番考えなきゃいけないことだったからね。

O.N.O:だから、「アルバムを作るんだ」っていう意識がいつもよりも強かったと思う。

BOSS:音の詰め込み方に関してはよく言ってたよね。「がっつり詰めすぎると最後までいく前に耳が疲れてしまうから」って。

O.N.O:音色もあまりエレクトリックなものを使わないようにして、なるべく生楽器的な音を使ってサンプリングのループ感みたいなものを作ったり。それはすごく意識した。

――ただ、音圧でサウンドの迫力を稼げない分、より全体のバランスに気を使わないといけないわけですよね。

O.N.O:そうだね。音圧はすごく気を使った。ここからライブを通じてBOSSのラップのキレがよくなっていって、曲がさらに完成していくけど、音は今あるものを使っていくわけだから、ここで完全に完成させないとっていう意識があった。だから、長く聴かせたいっていう気持ちもありつつ、フロアを意識した音作りにしたね。

THA BLUE HERB 撮影=西槇太一

THA BLUE HERB 撮影=西槇太一

――「AGED BEEF」もそうなんですけど、リリックは攻撃的でも、O.N.Oさんの抑制されたトラックに乗ることで、1stの頃のようにむき出しなものではなく、ジワジワとエグられる怖さを感じます。

BOSS:2枚組で時間があるからね。1枚だったらその間にケリをつけないといけないから、音も言葉もそれ相応の詰め込み方をしたと思う。それは感情にも現れるだろうし、声の圧力にも関わるんだけど、今回は2枚あったから、ひとつひとつ順序立てて、ジワジワと外堀を埋めるようなやり方で全てのトピックに向き合えてる。だからサウンドも声もすごく落ち着いてバランスを取れてる。それは2枚150分で聴いてもらいたいっていうところに主眼を置いてて、1曲でケリを付けたいと思ってないからなんだよね。アルバム全体を見てる。今回初めてそういうふうに考えられた。

――「介錯」も、気付いたら最後にズバッとヤラれる感覚で。

BOSS:まあ、歳もあるよね。若いときのようなわかりやすい喧嘩の仕方はもうしないよ。もっとやり方をわかってるし、怖いよ。

――O.N.Oさんが持ってきたトラックによってリリックが変わることはありましたか?

BOSS:沢山あったね。特に、「TWILIGHT」とか「HEARTBREAK TRAIN (PAPA'S BUMP)」とかね。昔はこのテーマのリリックだったら所謂悲しい音に乗せて歌ってたと思うし、当たり前のようにそれをよしとしてたんだけど、今回はそういう曲であればあるほど一番力強いトラックでやりたかった。それがさっきも話した、悲しいんだけど、「まだ負けてない」っていう気持ちにさせるところに直結するんだよ。その、「でも、まだやれる」っていう部分を表現するために、一番勇気づけられるようなトラックで歌うようになった。それは今回初めてやったことだね。これまでだったら「TBHが来たぜ。みんな、がっつりいこうぜ」っていうリリックを乗せてたようなトラックを、敢えてそういう悲しかったりシリアスな曲に当てたっていう。逆に、仕掛けていくような曲は、より抑制されたトラックに乗せることによってより怖くなる。昔だったらもっと勇ましいトラックを選んでたと思うけど。

――トラックとリリック、どっちが先なんですか?

O.N.O:一緒だよ。

BOSS:ずっと一緒。

O.N.O:野音が終わってからお互い別々に作り始めて、半年ぐらいしてから少しずつ合わせていくっていう。その合わせる作業が長い。

――そこでお互いが出してきたものに対して、こうしようああしようっていう。

O.N.O:うん、そこにすごく時間をかけてる。

BOSS:それが音楽たらしめる作業なんだよね。それまではただリリックを書いてるだけ、ビートを作ってるだけで、音楽を作ってはいない。

O.N.O:そうやって一日中意見を交換しながら作業を進める感じだね。

THA BLUE HERB 撮影=西槇太一

THA BLUE HERB 撮影=西槇太一

――そういうやり方なんですね。今作はいろんな人への愛が感じられると先ほど話しましたが、それはトラックやリリックだけじゃなくて、スクラッチもそうで。特に、「TRAINING DAYS」は聴いた瞬間、鳥肌が立ちました。

BOSS:でしょ? あれはいいよね。分かる人はアガるよね。あのライン(<北の地下深く 技磨くライマー>)は彼が20年以上前に残してたんだけど、当時から「あれ、BOSSのことでしょ?」ってよく言われてたし、自分でも「俺でしょ」って勝手に思ってたんだけど、それに対する俺の返し方がヘタで、ちゃんと活かすことが出来ないどころか、仲が悪くなるところまでいっちゃって。でも、あれから20年が経って、同世代のラッパーたちは周りにほとんど生き残ってないけど、彼らは今もまだやってる。そうなるとこっちにはもう親しみしかないよね。そこでやっと時が来たという気がして。

――なるほど。

BOSS:人のレコードの一節をスクラッチして使うってヒップホップならではだし、すごく面白いところじゃん。しかも技術的なことだけではなくて、それを使うことによってどれだけのドラマがそこに込められているかについても喋れるし、昔からのヘッズはこのネタだけでも酒が飲めちゃうっていう。そこで20年前からある俺たちの関係、そしてここに至るまでの事実も語れるわけだし、ただその一節をこすっただけで。それってヒップホップだよね。

――先ほどバトルの話をしていましたけど、全てを切り捨てるんじゃなくて、番組に出演している呂布カルマやR-指定といった名前も挙げていますね。

BOSS:俺はずっとヒップホップのファンだからね。俺が言いたいのは、言葉なんだよ。目の前で向き合って、初めて会った人相手でも勢い余って「殺す」とか「死ね」とか言っちゃったりする。それでお客はめっちゃ盛り上がる。たしかに、それはそれでヒップホップだと思うんだよ。なぜなら、俺も昔は「殺す」とは言ってないまでも、自分を上げるために人のことを下げて言ったから。でも、俺があれから20年後もここに座っていられるのは、それだけじゃなかったからなんだよね。吐いた言葉、傷つけた事実はずっと俺の中に残ってるし、言われたラッパーもずっと生きてるわけ。ずっと同じ現場で生きていて、今回、こうやってスクラッチさせてもらうことでひとつのケリをつける。自分が20年前に吐いた、邪悪な言葉に対するケリを。ここまでくるのに20年かかってるんだよ? たったひと言の清算のために。

――そうですね。

BOSS:今みたいに抽選とかで決まった対戦相手に向かって「死ね」とか「殺す」とか言えてしまうこと、そしてそれで対して盛り上がってしまうこととの重みの違いっていうか、人を傷つける言葉に対する責任のとり方、背負い方、そして清算の仕方の違いだよね。そこまで丁寧にやらないとダメなんだよ。言葉ってそういうもんなんだよ。「殺す」とか「死ね」って言葉を安易に吐いてはいけないんだよ。そういうことをここで表現したかったんだよね。
バトルに出てるラッパーは凄い上手いし、いい人も多いし、それ自体もドラマだし、クールだよ。何より、暴力じゃないからね。だけど、それと同時に今言ったようなこともある。言葉って怖いよ。俺はこの20年でそう感じたね。そして、俺はそれがわかったから言って終わりにしなかった。YOU THE ROCK★にしても、今回の彼にしてもちゃんと自分なりにケリをつけて、清算して、今ここにいる。それが俺らのやり方なんだよ。

――「TRAINING DAYS」では、BOSSさん自身についてもかなりさらけ出していますよね。弱かった過去の自分についてあそこまでリアルに語っているのは珍しいのでは。

O.N.O:たしかに、これまでなかったと思う。

BOSS:そう? それも2枚組っていうことが大きいんじゃない?

――そこまでさらけ出せる強さも今のBOSSさんにはあるのかなとも思ったんですが。

BOSS:かもね。

THA BLUE HERB 撮影=西槇太一

THA BLUE HERB 撮影=西槇太一

――あと、言葉がかなり平易になっていますよね。誰にでもわかる言葉遣いで。だからこそ、「TWILIGHT」のリリックは書いていて辛くなかったのかなって。

BOSS:「TWILIGHT」と「REQUIEM」は本当に辛かった。めっちゃ苦しんだね。

――個人的な話になるんですが、つい最近、僕の叔母が亡くなってしまって。そこで、たとえ自分にBOSSさんのようなリリシストとしての才能があったとしても、ここまでリアルに表現する心の強さは自分にはないと思ったんです。これを書いたときのBOSSさんの心中はどうだったんでしょう。

BOSS:大事な仲間だったよ。俺も苦しかったさ。

――仲間の死を悼む曲としては過去に「Candle Chant (A Tribute)」がありますが、あの曲はもっと詩的な表現でしたよね。

BOSS:そうだね。「Candle Chant (A Tribute)」のとき、俺はまだ30歳手前で、人の死に接するのが初めてに近かったんだよ。だからあれは初期衝動だよね。親しい人の死から受けた衝撃をそのまま包み隠さず書いた。あれから何人も仲間が死んで、葬式に出たり骨拾ったりを繰り返していくうちに、死を乗り越えていくって事への意識が強くなったね。葬式って死んだ人のためじゃなくて、生きてる人のためにあるものだという側面も知ったと思うから。

――そうですね。

BOSS:以前発表した「PRAYERS」もそうなんだけど、俺らはラッパーだからね。皆と同じように相手を看取って供養はするけど、今、生きてる奴らのことアゲなきゃダメなんだよ。

――震災と言えば、「スーパーヒーロー」もとてもいい曲ですね。

BOSS:あれはもう、登場している彼等の曲だから。でも、彼等は絶対にそういう曲は歌わないから、俺が外側から勝手に歌わせてもらったって感じだよね。

――これはBOSSさんじゃないと歌えなかったでしょうね。

BOSS:当事者は歌わないからね。そこが彼等らしさであり、男気であり、彼等たらしめている所以なんだけどさ。今までニュースとかで取り上げられはしたけど、歌われたことはなかったからね。

――今作で最も重要なリリックのひとつだと思いました。

BOSS:俺もそう思う。これは特別な曲だね。

――これだけの作品を作ってもなお、「THE BEST IS YET TO COME」で自分たちに対して<ベストはまだだ>と言えてしまうのはなんなんですか。

BOSS:ずっとそうだからね。今回のアルバムも、最後に作った曲が俺的には一番カッコいいと思ってるし、アルバムを全部録り終わったあとにまた違う曲を録ったんだけど、それも凄い良いよ。俺ら、音楽の教育を受けてないから感覚でやってるわけで、やればやるほどよくなるに決まってると思ってるからさ。経験が深まれば深まるほどコツもわかってくるし、どんどんよくなっていく。

――そこまで堂々と言い切れるミュージシャンもなかなかいないですよ。

BOSS:でも、キャリア22年目で楽曲が一番詰まったアルバムを作れた時点でまだ成長してるってことはたしかだから、大丈夫だと思う。


取材・文=阿刀“DA”大志   撮影=西槇太一

THA BLUE HERB 撮影=西槇太一

THA BLUE HERB 撮影=西槇太一

betcover!! アルバムリード曲「異星人」先行配信開始&ショートフィルム仕立てのMV公開

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betcover!!の新曲「異星人」のミュージックビデオが公開された。

betcover!!は、曽我部恵一、後藤正文、町田康など著名ミュージシャンをはじめ幅広い層からの支持を得つつある新鋭。今回公開された「異星人」のミュージックビデオは、映像ディレクター・Pennackyによるもので、16mmフィルムで撮影。ショートムービーように1カット1カットが次のシーンに繋がる重要なファクターとなっており、ラストシーンでは今のbetcover!!を最大限に表現している。

なお、「異星人」は7月24日リリースのメジャー1stアルバム『中学生』のリード曲で、本日7月3日(水)より先行配信がスタート。また、8月23日(金)に渋谷WWWで開催するアルバム発売記念イベント『中二魂』のチケットは、本日より各プレイガイドで発売開始している。

 

舞台『Starry☆Sky on STAGE』のカラオケコラボルームが、JOYSOUND品川港南口店に7/9(火)オープン 全国13店舗でオリジナルコースター付きのコラボドリンクを展開

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全国にカラオケ店舗を展開する株式会社スタンダード(本社:東京都港区、 代表取締役社長:米田洋一)は、 2019年7月9日(火)から2019年10月14日(月・祝)までの期間中、「Starry☆Sky on STAGE×JOYSOUND直営店コラボキャンペーン」と題し、JOYSOUND品川港南口店(東京)にカラオケコラボルームをオープンした。さらに品川港南口店を含むJOYSOUND直営店全13店舗にて、オリジナルコースター付きコラボドリンクを展開する。

JOYSOUND品川港南口店に展開するカラオケコラボルームでは、キャストからのコメント動画や、ルーム内の壁面やテーブル、ドアに至るまで、 Starry☆Sky on STAGEのビジュアルで彩られ、ファンにはたまらない空間となっている。さらに、カラオケコラボルーム利用者には来店特典として、ミニメニュー(ポストカードサイズ)を1枚プレゼントがある。

全国13店舗にて展開されるコラボドリンクには、Starry☆Sky on STAGEのキャラクターをイメージした「七海哉太」「土萌羊」「東月錫也」「宮地龍之介」「金久保誉」「木ノ瀬梓」「水嶋郁」「星月琥太郎」「陽日直獅」「青空颯斗」「天羽翼」「不知火一樹」「神楽坂四季」の全13種[各680円(税別)ノンアルコール]が用意されている。注文特典として、コラボドリンク1品ご注文につきオリジナルコースターを全18種の中からランダムで1枚プレゼントされる。

『Starry☆Sky on STAGE』ファンにとってはまたとない機会なので、ぜひJOYSOUND直営店へ足を運びコラボキャンペーンを楽しんでみてはいかがだろうか。

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