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本場イギリスから、往時のシェイクスピアが別所温泉・別所神社にやってくる~パッション・イン・プラクティス:シェイクスピア・アンサンブルが「daichi no kioku」で『マクベス』上演

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daichi no kioku 2017 @makoto fukuda

daichi no kioku 2017 @makoto fukuda


 2011年の東日本大震災をきっかけに、アーティストなどの市民有志が集まり「音楽やアートを通じて人と大地のつながりをもう一度見つめなおす機会をつくる」ことを目的に、長野県上田市・別所神社神楽殿で開催されている「daichi no kioku」。9回目を迎える今年は、ロンドンから劇団パッション・イン・プラクティス:シェイクスピア・アンサンブルがやってきます。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーとか、ナショナル・シアターとかなら演劇ファンでも知っているけれど……。

まだ演出家がいなかった時代のシェイクスピア

 劇団パッション・イン・プラクティス:シェイクスピア・アンサンブルは、1600年ごろのイギリス・エリザベス朝当時に行われていたシェイクスピア劇の手法に沿って、演出家は置かず、戯曲が劇の主導権を握る形で劇を立ち上げ、上演することを目指したカンパニーです。これはキュースクリプトと言われる手法で、台本が存在しなかった当時は、俳優には、出入りのタイミングやセリフが書かれた巻物=rollが与えられていました。つまり俳優はただセリフと向き合い、そこから生まれる自身の感性を大切に、シェイクスピアが戯曲に込めた無言の演出を学び、表現していくわけです。劇団を主宰するベン・クリスタルは文筆家であり、俳優・演出家。高名な言語学者だった父の影響もあり、17世紀当時の言葉とキュースクリプト手法にこだわった「シェイクスピア・アンサンブル:Passhion in Practice」を2010年に旗揚げ。さまざまな劇団と共同で上演を企画するほか、シェイクスピア劇の上演方法についてのワークショップや講演会なども行い、世界各地を奔走しています。

散歩の途中で出会った神楽殿に魅せられて

 なぜ、ベン・クリスタルさんは演出家を置かない方法、当時の言葉の発声に興味を持ったのだろう。
 「私たちは、演者と観客に大きな概念、フレームの相違がないように、かつできるだけシンプルに、どのようにシェイクスピア劇を演じるのが最善なのかを常に追い求めます。そして、どの作品に対しても誠実に、情熱を込めて向き合い探求する姿勢を心がけています。ここでは作家が劇の主導権を握ります。われわれの演技はそのテキストの上に成り立っているわけです。シェイクスピアも古い英語だからさまざまな学者が編纂し、現代語訳も種々出ています。その中からもっともシェイクスピアに近いと思われる訳本を使い、そこにある詩を丁寧に読み解き、そして自己鍛錬を重ねる。こうして私たちはシェイクスピアの言葉の中にある意味と奥深さを追い求めていくのです。台本を読み解く作業、シェイクスピアがその台本に込めた無言の演出を学ぶこと、それぞれの役者の中にあるものから生まれるもの、研鑽を積んだものから生まれてくる境地、当時の舞台稽古の手がかりを探ること、その言葉に秘められた感情を的確に表現すること。こうして、私たちは、かつてのシェイクスピアの劇団員の技法や演劇への原動力を理解することにより、少しでもそれらに近づきたいと努めています」(ベン・クリスタルさんの公式サイトより)

劇団シェイクスピア・アンサンブル『マクベス』より

劇団シェイクスピア・アンサンブル『マクベス』より

劇団シェイクスピア・アンサンブル『マクベス』より

劇団シェイクスピア・アンサンブル『マクベス』より

 実は、観光でベンさんが別所温泉を訪れ、たまたま散歩で訪れた別所神社に感動し、「ここでシェイクスピアを演りたい!」と思ったんだとか。帰国後にその思いを宿泊していたゲストハウスのオーナー夫妻に連絡をしたところから、「daichi no kioku」につながったのだそう。
 「daichi no kioku」主催者のお一人、直井恵さんは「そもそもエリザベス朝時代にあったシェイクスピアの劇場「グローブ座」を彷彿とさせるものが別所神社の神楽殿にあったのかもしれません」と推測されています。
 「この日本古来の神楽殿という舞台と、イギリスの戯曲がどう融合していくのか?という点です。昭和14年の別所時報に『室町時代から神楽が奉納されていたらしいが、、、』と、その当時の人が『確かではないけれど、そういうことがあったらしい』と振り返って書いてある記載を犀の角(ゲストハウス&劇場)の荒井好文さんが発見しました。今の神楽殿の形ではないのかもしれませんが、いずれにせよ、その当時からこの土地で、何らかの演目が上演されていたことが推測されます。シェイクスピアがお芝居を書いたころが、1600年代。あまりに壮大な時間の流れですが、そんな時代を経ても、私たちはあの土地に惹かれて、寄っていってしまうのです。ベンさんもきっと同じような魅力を感じたのだと思っています。もうそこにはきっと、宗教や民族という概念をも飛び越えて、人が集まり、思いを馳せるという場としての魅力があるのではないかと。演劇にしろ音楽にしろ人だけでなく、目に見えないあらゆるものに向けて演じている感覚があるのではないかな、とそんなことを感じさせてくれる何かがあるような気がしています」

 鎌倉時代建久年間(1190〜1198)に創建され、天和2年(1682)に現在の場所に移された別所神社で上演されるのは、1606年ごろ成立された4大悲劇の一つ『マクベス』。なんか、時代と空間が交錯する、不思議な気分になりませんか?

daichi no kioku 2017 @makoto fukuda

daichi no kioku 2017 @makoto fukuda

文:いまいこういち


シンセ番長・齋藤久師が送る愛と狂気の大人気コラム・第五十五沼(だいごじゅうごしょう) 『家族沼』

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「welcome to THE沼!」

沼。

皆さんはこの言葉にどのようなイメージをお持ちだろうか?

私の中の沼といえば、足を取られたら、底なしの泥の深みへゆっくりとゆっくりと引きずり込まれ、抵抗すればするほど強く深くなすすべもなく、息をしたまま意識を抹消されるという恐怖のイメージだ。

一方、ある物事に心奪われ、取り憑かれたようにはまり込み、その世界にどっぷりと溺れること

という言葉で比喩される。

底なしの「収集」が愛と快感というある種の麻痺を伴い増幅する。

これは病か苦行か、あるいは究極の癒しなのか。

毒のスパイスをたっぷり含んだあらゆる世界の「沼」をご紹介しよう。

第五十五沼(だいごじゅうごしょう) 『家族沼』

私は、経済的にどんなに貧乏になっても、大富豪になっても、絶対にやめられない事が2つある。

一つは『音楽』だ。小学生の頃、お年玉で買ったシンセはいまでも家の中心に鎮座している。

それまで100万円以上は当たり前だったシンセサイザーを、子供がお年玉でも買えるようにしてくれたのは、なにを隠そう先日お会いしてDOMMUNEでも対談させていただいたTR-808/909/TB-303を生み出した菊本忠男さんのおかげと言っても過言ではない。

私のライフワーク史上、最も長く、40年以上も続いているのが音楽活動だ。

そしてもう一つが、11年前、40歳になった時に始めた『釣り』だ。

多忙を極め、ストレスを蓄積しすぎて心が折れそうになった時に出会った釣り。

度々、釣りの事はこの沼連載にも書かせていただいているが、音楽が仕事になってしまったので、私には実質的に趣味というものが無かった。

よく、「仕事が趣味です」という人がいるが、羨ましい。

私はそういうタイプの人間にはなれない。人生は、遊ぶためにある。だから遊ぶために仕事もする。という考えになったのだ。

今年の8月は、仕事で本当に忙しかった。忙しすぎて押しつぶされそうになっていた時、どれだけ釣りに救われたか。計り知れない。(釣りで忙しいという一部の噂もあるが)

8月の半分は瀬戸内芸術祭のために、香川県高松市出身の妻(galcid)の実家に子供達2人を連れて家族で滞在した。

勤め人からすると、「いい気なもんだ。遊びほうけて」と思うだろうが、違うんだ。

仕事なんだこれが。

月末になって驚いたのだが、これだけのスケジュールの中、8月はなんと10曲ものトラックを作っていた事に気がついた。

一つはベルリンの大老舗テクノレーベル「Force Inc」が大復活するというので連絡をもらった。

「わしら、続けざまに20枚の12インチレコードを出そう思おとるんやけど、一発目をgalcidで行きたいと思てるさかい、よろしくたのんだで!(英語)」と。

なんと光栄な事だろう。そこで4つのトラックスを作った。

さらに「Detroit Underground™️」から発売するgalcidのambientシリーズの第一弾用の4トラックス。

また、まだ情報公開できないのが残念だが、12月発売予定の2トラックスを完成させた。

galcidはその間、瀬戸芸を始め西日本で4つのGIGを始め東京でも1本をこなしている。

さらに、子供達を海やプールに連れて行ったり、空手当番も行った。

当たり前だが、一応育児もちゃんとしてるんだよ。DOMMUNE瀬戸内にも毎晩のように顔を出したし。

しか〜〜〜〜し!

釣りは毎晩行くのであった。

どんなに忙しくても欠かさず毎晩行っているのだ。

酷いときには、朝行って、昼から夜まで仕事をして、真夜中にまた釣りに行く。

更に、次の日の早朝また行くのだ。

しかも、目的の魚がほとんど釣れないのに。全くと言っていいほど釣れない。8月に目的の魚に出会えたのはたった2回

それでも行く。

しかし、自分の中で、釣りに行くたびに何か底知れぬ罪悪感が芽生えている事に気がついた。

つまり、目的の魚が釣れるちょうどいい時間帯と、食事などの家族の時間がドン被りしているのだ。そんな時は妻に子供達の世話を任せてしまう。自分だけ楽しんでる。ストレス発散している。。。

なので、私は釣れない時間帯と知りながらも、夜中などを選んで行くようになった。

それでも、なんだかソワソワして途中で帰ってきてしまう。自己嫌悪感にまけてしまうのだ。

そこで私は名案(かなりの悪巧み)を思いついた。

家族を巻き込もう

次の日、たまたま土曜日だったので、子供達をつれて釣りに行ってみた。

子供達はまだ二人とも幼稚園児だ。

普通、子供が最初に釣りをする場合、なるべく簡単な道具を持たせるのが常だ。

例えば、糸の先っぽにイカをつけてザリガニをつらせたり、浮きをつけて小魚を釣らせたりするだろう。

そうすれば、魚なんて簡単に釣れる。

しかし、私の教育方針は少し違うのだ。

最初から超絶難しいとされるベイトリールという道具を使わせてみた。

竿は自分の背丈よりもずっと長い。なにしろ、私が使っている道具なのだから。

しかも、ルアー(疑似餌)はコレだ。こんな釣れそうも無い芸術作品を放らせるのだ。

これはトップウォーターフィッシングと言って、水面に浮いて沈まないルアーだ。

魚はとくに暑い日や日光があると水中深くに潜っている。

だから釣れないのだ。

そんなストイックな釣りを子供にいきなり教え込む理由は、、、、、

「釣れた時の嬉しさ」、この一言に尽きる。

早速、重たいベイトリールを子供達に持たせて投げさせてみた。

すると、意外にも飲み込みが早い。しかもぜんぜん飽きる事なく黙々と

投げ続けているではないか!

よっしゃ〜!作戦成功!

帰りには「パパ。また釣りに来たい」とまで言っている。

釣れないのに。そうとう楽しかったらしい。

多分、ウチの子供達は、「投げる」という行為そのものが「釣り」だと思っているようだ。

帰宅してからも子供達は嬉しそうに妻に語っている「今日、初めて釣りに行ったんだ!こんどママも一緒に行こうよ!」

妻は私の顔を横目で(目を細くして)みて苦笑いしている。

そして、遂に!昨日子供達の熱烈な願いもあり、妻も一緒に釣りに行く事になった。(嫌々)

流石の日曜日。どこの湖沼も釣り客でいっぱいだ。

昼頃、ちょうどいい川のポイントを見つけ、全員で投げ始めた。

周りにいる親子連れの釣り人たちは、小魚をバンバンつる中、我々4人は巨大なルアーを投げまくっている。

ただ黙々と投げまくっている。

子供に聞いてみた。「釣りの何が面白い?

すると長男がこう言った。

「投げるたびに、どんどん遠くにルアーが飛んでいくようになるのが面白い」と。

そうなのだ。私以外の3人は遠投する事に快感を見出しているらしい。

競うように遠投しまくっている。

気がつけばあたりは真っ暗。

そして、全く釣れないのに最後まで投げ続けたのが、まさかの妻!galcid!!!!!!!

帰りの車の中で彼女はテレくさそうに私にこう言った。

これからさあ、仕事が煮詰まったり、ストレスが溜まったりしたら、釣りに行こうよ!

ああ、なんて素晴らしいんだ。

この言葉が聞きたかったのだ。作戦成功!っていうか、本当に嬉しくて悪巧みをしていた自分が恥ずかしい。

こうしてウチの家族は、同じ趣味を持つ事で全員がハッピーでいられる環境作りに成功した。

もう罪悪感を抱えて釣りに行く事はなくなった。

おもいきり楽しい人生を送れる道筋が整った。

追伸:先日、高松でナマズの20連発を喰らった私だが、隣で釣っていたお兄さんに憑依したらしい。

バカデカいナマズをランディング出来ずにいたので私がヘルプに入った。

お礼に飲み物を買ってきてくれた。

この一部始終のやりとりを子供や妻が見ていた。

どこに行ってもコミュニケーションの大切さがわかったんだと思う。

すっかり私のライフワークの一つになってしまった「釣り」をまさか家族でやることができる日が来るとは思わなかった。

子どもが生まれる前こそは妻といっしょに行ったりしたものの、そのあとは殆どがソロ活動だった。

こうやって家族が揃って釣りをするまでに6年もの時間がかかった。

長い間ではあるが、子どもの成長はあっという間だ。

その内子どもと釣りをしながら子どもの悩みを聞いたり、なにも言わずに年頃の息子とただルアーを投げるなんてこともあるのかもしれない。

そんな家族の共通の活動として「釣り」を使えたのが私にとっては本当に嬉しいのだ。

万歳「釣り」、万歳「家族」ずっとずっとこの沼の住人でありたいものだ。

ペット・ショップ・ボーイズのニューアルバムが発売決定 先行シングルも配信に

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ペット・ショップ・ボーイズが、通算14作目となるオリジナルアルバムを2020年1月24日に発売することが決定。イヤーズ&イヤーズのオリー・アレクサンダーとともに制作した第1弾シングル、「ドリームランド feat.イヤーズ&イヤーズ」の配信もスタートし、リリックビデオも公開となった。

ペット・ショップ・ボーイズ「ドリームランド feat.イヤーズ&イヤーズ」

ニュー・シングルについて彼らは、「この10年最もオリジナリティがあって、しかも成功しているバンドであるイヤーズ&イヤーズとコラボレーションできてとても興奮しているよ」とコメント。アルバムのタイトルや詳細は追って発表されれる。

世界へ羽ばたこうとする女子プロレスラー、志田光が主演する座長公演『改札の前でアナタを拾いました』、それは主宰のMARUからの熱きエール

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女子プロレスラー出身で、もっとも演劇に舵を切って頑張っているのがMARU。華奢でボーイッシュな風貌からは、プロレスラーだったことを想像すらできないが、その当時は愛らしい表情で少年ギャングのようなキャラクターだった。その後、水色革命という劇団を旗揚げしたり、本を出したり。ここ数年は、小劇場文化の拠点だったタイニイ・アリス改めスターフィールドという劇場をオーナーから委託され、水色革命で運営もしている。そんなMARUが劇団とは一線を引き、プロデュースするのが「コルバタ」シリーズ。役者やお笑い芸人などのメンバーが座長となって公演を行う。その中にアメリカで旗揚げしたばかりの「オール・エリート・レスリング」と3年契約を結び、世界に羽ばたこうとしている女子レスラー、志田光が座長を務めるコルバタ志田組がある。新作『改札の前でアナタを拾いました』は、MARUから志田へのエールでもある。

志田光

志田光

 コルバタ志田組がスタートしたのは、2014年で、今回で8作品を迎える。

MARU「コルバタは私のプロジェクトで、コルバタ○○組という名前にして、さまざまな劇作家さんに脚本を依頼して、その役者さんが主演する舞台をつくっているんです。コルバタ志田組は志田が座長をやっていて、プロレスを盛り込んだお芝居を上演しています。だから志田組だけは私が劇作、演出をしています。志田の名前はもちろんプロレス界ではどんどん上がってきていますが、舞台女優としても才能があるんだぞということを伝えたいなという思いがあって志田を口説きました。志田の魅力ですか? なんだろう(苦笑)」

志田「(苦笑)」

コルバタ志田組公演より

コルバタ志田組公演より

コルバタ志田組公演より

コルバタ志田組公演より

 もちろん?2008年にプロレスデビューした志田は、MARU(2005年に引退)が選手として活躍していた時期を知らない。MARUは「MARU25周年記念 MARU大全集」という本を出版した際、その企画でプロレスラーと女優の両方で活躍しているメンバーと座談会をやったときに、志田にも声をかけたのだ。

志田「そうなんです。そこで初めてお会いしました。少しお話しさせていただいて、その後で水色革命さんの舞台に客演として呼んでいただきましが、コルバタという企画をスタートするとなったときに“志田組をつくらないか”とお声がけくださったんです。もともと映像で演技したことはあったんですけど、舞台も2作品くらいしか経験もなく、ましてや主演なんかやったことがなかったので驚きました。大丈夫かなという思いがありましたが、最初の作品がプロレス関係者だけでやる作品だったので、面白そうだなと」。

 志田は、映画「スリーカウント」(窪田将治監督)のオーディションに合格。しかし映画出演の条件としてプロレスラーとしてデビューすることが求められており、アイスリボンという女子プロレスの団体で練習に参加、柔道と剣道の経験を生かし、映画では主役の座を射止めた。同時に、プロレスの魅力にハマりプロレスラーとしての道を選択する。その後はキレのある動きで躍動する試合と美貌、ラインのきれいなヒップの魅力もあいまって、女子プロレス界の最前線で躍動してきた。

MARU「志田の魅力はやっぱり普通の女優さんにはない目の力ですね。それに器用だし、何よりガッツがあって、お芝居をやるときにも常に本気なんです。だから私は作品ごとに英語で歌をうたったり、ピアノを弾いたり、ダンスを踊ったりと、いろんなハードルを課していました」

志田「本当ひどいんですよ!(笑) 歌は苦手だからNGとして事前に申告しているのに、知らん顔して脚本に盛り込んでくる。書かれている限りはやりますけど……。コルバタ志田組は試合のシーンも含めて、迫力、勢いが売りで、そのときその場でしか出せないエネルギーが魅力。それは映像では表現できないもの。志田光の人生だったり、その時の感情も一緒に乗って表現できるのが志田組かなと思っています」

MARU「へへへ。でも今回はそういう課題がないんです。その代わり後半に長いセリフをいれています。役者としての志田を見せたいなと思っているんです」

MARU

MARU

 恋人の高史が自殺してしまい、傷心の里都は彼の故郷を訪ね、彼がなぜ死を選んだのかと、その謎を解き明かしたいと考える。その村では、駅員を地域の女性たちが務めていた。15年前に起きた列車事故で駅が閉鎖されそうになっていたのを、ボランティアで支えてきたのだ。一方、男たちの多くは村の研究施設で働いている。村に現れた里都の前に、シリコンというAI搭載のロボットが現れ、里都に告白する。シリコンがロボットであることは里都には内緒されていたが、シリコンに埋め込まれたUSBを狙う集団と村人の戦いに里都も巻き込まれていくーー

志田「彼氏の自殺を真相を知りたいがために彼の生まれ故郷を訪れる里都は、実は数学の天才で、街全体を包み込む謎に絡んでいきます。数学の天才だとか架空の村の存在もファンタジーですが、里都はごく普通の女性として、すごくリアルな役どころです。MARUさんの本は本当に難しくて、泣いていたと思ったら次の場面で笑顔だったりとか、全く違う話になっていたりとか場面がポンポン飛んでいくんです。でもその中で、MARUさんが伝えたいことがはっきりわかるのが面白い。今回なら残された側の人間の思いとか、人間がどうやって幸せになっていくかみたいなことが核としてあるので私は好きなんです。スケールが大きくて、メッセージも素敵で、われわれ役者次第だとは思うんですけど、今までの志田組を凌駕できるような素晴らしい作品になると思います」

MARU「描きたかったのは、“好きだから一緒にいたい”という気持ち。それがロボットだろうと植物だろうとなんでもいいんじゃないか、そんな作品です」

志田光

志田光

 もちろん今回もプロレスの試合のシーンもあるのだが、あの狭い劇場で大丈夫なのか?

志田「それが結構できるんですよ。もちろん場外というか、客席にも分け入っていきます。ロープはないけれど、受け身も取ります。リングとは違って普通の床なので痛いけど」

MARU「受け身は取らないで欲しいですけどね、私も見ていて怖くて」

志田「場外に行くと、演出として後ろで見ているMARUさんがお客さんに退いてください、退いてくださいってセコンド業務をするんですよ」

MARU「試合シーンが近づいてくると、私はストレッチしますよ。怪我したくないから」

志田「試合シーンはその日、どんな選手と対戦するかで変わります。時間が伸びないように必死です。レスラーなんでテンションが上がると長くなってしまうんで。私、自分の試合ではコルバタ(助走して相手の頭に両足で飛びつき、相手の首を軸にして体を捻って投げ飛ばす)は全くやらないんですけど、この舞台のためだけに練習しています」

MARU「すみません。コルバタはもともと私が使っていた技の名前なんです。ゴロや画数が良かったんで付けちゃいました」

MAKAIでの志田光 撮影:いまいこういち

MAKAIでの志田光 撮影:いまいこういち

 ところで志田が参戦する「オール・エリート・レスリング」とは? 調べてみると、パキスタン系アメリカ人の大富豪シャヒド・カーンとトニー・カーン親子が設立し、新日本プロレスなどでも活躍したケニー・オメガ、マット・ジャクソン、ニック・ジャクソン、クリス・ジェリコ、クリストファー・ダニエルズらが参加する団体。ワーナー・エンターテインメントが運営するターナー・ネットワーク・テレビジョンがウィークリーショーを中継放送するのだとか。アメリカといえばWWEの一人勝ちだが、そこに背を向けたアウトローたちの集団として人気が出そうだ。

志田「昨年プロレスラーになって10周年を迎えて、後楽園ホールで自主興行ができ、アジャ・コング選手とシングルをやって勝つことができたんです。結構やり切った感があって、正直11年目からどうしようと思っていた。これ以上何ができるんだろうと。そう思っているときにお話しいただいたので、本当に良いタイミングでした。いずれ海外でという思いはデビュー当初からあったので、次のステップに進んでみたかったんです。今年31歳ですし、キャリアからしてもラストチャンスでしょうから、ここで本当に大きな結果を出さないといけないという追い込まれ感もありますね。団体のコンセプトは、プロレスラーのための団体。大きな会社になればなるほど縛られていくのが当然なんですけど、そういうものを取り払ってレスラーがやりたいことをできる団体をつくりたいという思いがあるんです。団体をつくった幹部の皆さんが世界で活躍するレスラーで、本当に団体に縛られずに自由で活動していらっしゃる。もちろん自由であるがために、いかにセルフプロデュースをするかが大事になってくるんですけどね。とても未来志向で、プロフェッショナルな集団だと思います。世界的に女子プロレスが改革されて注目度も上がっている今だからこそ、楽しみです。コルバタ志田組については来年以降の話もしていたので、MARUさんには申し訳ないんですけど、解散ではなく休止にさせていただいたので3年後、有名になって帰ってこなければと思います」

 志田は俳優・プロレスラー・ミュージシャンがジャンルを超え、歴史上の英雄達が魔界という異空間で戦う大長編ストーリーをリングで描く「MAKAIプロジェクト」の所属でもある。「オール・エリート・レスリング」は両方の所属になることを認め、また「MAKAIプロジェクト」も世界へ打って出ることを目標としている。「メンバー全員、急に英会話の勉強を始めたんです(笑)」(志田)

 では、コルバタを率いるMARUとしてはどうか? 「いやあ、志田がお客さんをたくさん連れてきてくれればうれしいですね。そのときはぜひ大きな劇場でやりたいです」と冗談ぽく笑う。しかし、コルバタ志田組を残しておくことは、志田への期待の裏返しだと思う。

取材・文:いまいこういち

クラウド・ルーが都内でプレミアムなトークイベント開催

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クラウド・ルーが、9月21日(土)に東京都内某所にてSPECIAL TALKイベントを開催する。

イベントは当選者のみに会場ほか詳細がアナウンスされるプレミアムな内容となり、アットホームな雰囲気のものになるとのこと。なお、クラウド・ルーは2019年12月11日(水)にTSUTAYA O-EASTでの来日公演も予定しており、トークイベントは同公演のチケット購入者を対象としたものとなる。

フジファブリック 大阪城ホールワンマンライブ「祝完売!!!感謝の追加席受付」が決定

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10月20日(日)に大阪城ホールで開催されるフジファブリックの15周年アニバーサリーライブ『フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019 「IN MY TOWN」』の、追加席の受付を実施する事が決定した。

フジファブリックは今年2019年、デビュー15周年を迎え、そして志村正彦(Vo/G)没後10年となる。大阪は内総一郎(Vo&Gt)の地元でもあり、先日この大阪城ホール公演のチケットが完売したことがアナウンスされると、発表直後からファンから数多くの祝福、そしてチケットの問い合わせが多数あったという。そして若干枚数の追加席の受付が実施される。

今回の大阪城ホール公演のチケット受付に関しては、販売開始から先行受付は一切なく、バンドに関する出来事や各地でのライブ、更には“世の中ごと”にまで紐づいたチケット受付が常に実施される“業界史上初のチケット販売方式”がとられていた。そして追加席の受付も今までの受付と同じように、完売への祝福を具現化した『祝完売!!!感謝の追加席受付』という名称で9月13日(金)午前10:00~行われる。


 

 

 

東方神起、アルバム『XV』の新ビジュアルを公開 期間限定でツイッターも開始

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日本デビュー15周年の迎えた東方神起が、オリジナルフルアルバム『XV』の新ビジュアルを公開した。

さらに、期間限定『XV』Twitter(@toho15th_JP)もスタートし、アルバムのリリースに関するインフォメーションや企画を発信していくとのこと。

DREAMCATCHER、アルバム発売記念SHOWCASEライブをLINE LIVEで生配信決定

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DREAMCATCHERが9月12日(木)にマイナビBLITZ赤坂で開催する『“The Beginning Of The End” SHOWCASE』の生配信が急遽決定した。

このSHOWCASEライブは、本日・9月11日(水)に発売となった日本1stアルバム『The Beginning Of The End』のリリースを記念して開催される。

放送は9月12日(木)の19時より、LINE LIVEのKstyleチャンネルより生配信される。


ドラムセッションイベント『DRUM A 2019』第2弾ラインナップを発表

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10月10日(木)に東京(渋谷)duo MUSIC EXCHANGEにて行なわれるドラムセッションイベント『DRUM A(ドラム・アー) 2019』の第2弾ラインナップが発表となった。

第2弾ラインナップで発表となったのは、BOBO、中畑大樹 (syrup16g、VOLA & THE ORIENTAL MACHINE、peridots etc)、岡田梨沙の3組のドラマー。コーナーゲストとしてHIRONA(Human Beat BOX)の出演が決定した。

このイベントは、日本記念日協会に正式登録されたドラムの日(10月10日)にちなみ、秋山タカヒコ (downy, THE MORTAL)を中心に開催されるドラムセッションイベント。昨年まで『秋山会』というイベント名で開催されていたが、今年から『DRUM A』というタイトルへと変更となった。

イベントは、ドラム3台を使ってのライブセッションやドラムバトルをはじめ、24歳以下を対象としたドラム・コンテスト『Drum Dos Santos(ドラム・ドス・サントス)』、ドラムレクチャー、トークセッション、お悩み相談室などが行なわれる。

チケットは、各プレイガイド及び、duo MUSIC EXCHANGE(枚数限定)にて発売中。なお、学生割引として、学生は当日会場受付にて学生証の提示で500円割引となる。

w.o.d.、新アルバム『1994』のトレーラー解禁 ヨコタシンノスケ(キュウソ)、金廣真悟(グドモ)らからのコメントも公開に

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w.o.d.が、本日・9月11日(水)にリリースされたセカンドアルバム『1994』のトレイラーを公開解禁した。

また、リリースを記念してアーティストからのリコメンド文も公開された。


一曲目ド頭のリフで決まったね!
ひとつまみ程度のロックバンドしか出せないあの雰囲気がある。
『ロックバンド』ってその音楽性なり佇まいで形容の仕方はいくらでもある今だからこそ「カッケェ~、、」の単純な一言を言わせたら勝ちだと思う。
w.o.d.はそれを言わせるバンドだから好き。
バンドやりてえ。

アサノケンジ / TENDOUJI


現代の複雑化したポップミュージックのトレンドの中で、このシンプルさは本当に痛快です。暴力的なリフとキャッチーなメロディ、切迫感の強いリズムもザラついたサウンドもすべて突き抜けていて気持ちいい。

ケン君の凶悪なベースも最高です!

上野恒星
Yogee new waves / Jappers


この3人だからこそ出せる音
この3人だからこそなせるグルーヴ感
この3人だからこそできる楽曲
それにストイックさという魂を詰めたアルバムって最強だと思う。
オリジナリティとキャッチーのバランスってすごい簡単そうで難しい。
けれど、それをやってのける彼らはある種の才能。
日本の音楽業界をひっくり返しそうで恐ろしい。
嫉妬するくらい良すぎて腹立つけどな 笑笑

でも最高や、お前らカッケェよ!!
アルバムリリースほんとにおめでとう!!

オザキリョウ / モアイズユー (ex. w.o.d.)


「1994」カート・コバーンが頭を打ち抜き、オアシスが登場した時代、
あの頃のカオスを呼び起こす革命の咆哮第二声。

片平実 / Getting Better


夏の終わりだからかもしれない。
埃を被って忘れていた、昔は良かったみたいな言葉を小耳に挟みながら過ごした俺たちの青春の平成時代。
UKロックに塗れ、初めてギターを握った90年代。
素晴らしい日々だったよな。そうだったよな。
このアルバムがそんな感情を、風景を風の様に届けてくれました。
ありがとう。

金廣真悟 / グッドモーニングアメリカ Vo./Gt


どいつもこいつもいい加減目を覚ませよ。こいつらこそが日本の希望。

BOBO / ドラマー


御託はいいから直ち聴こう
ムカつくことや悔しいことや悲しいことをかき消したいなら、耳を塞ぐんじゃなくてプレイヤーの音量をもっと上げたらいい
そしてぶっきらぼうだけど艶っぽい歌と爆音を超えた轟音の演奏に飲み込まれてしまったらいい
w.o.d.のアルバム「1994」、呆れるくらいライブハウスの匂いしかしなくて、最高

ヨコタシンノスケ / キュウソネコカミ

 

また、アルバムリリースにあわせて行われる対バンツアー『スペース・インベーダーズⅣ』の対バン第一弾も公開。11月16日(土)千葉・千葉 LOOKにはドミコ、12月6日(金)北海道・札幌 SPIRITUAL LOUNGEには突然少年が決定した。

 

ミュージカル『アルスラーン戦記』東京公演開幕 木津つばさ、加藤将ら12人の出演者が意気込みを語る 原作者田中芳樹のコメントも公開

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2019年9月11日(水)、ミュージカル『アルスラーン戦記』が東京公演の初日を迎えた。公演を前に囲み取材が行われ、アルスラーン役の木津つばさ、ダリューン役の加藤将ら12人のメインキャストが、大阪公演を経て東京公演への意気込みを語り、ゲネプロを観劇した原作者田中芳樹のコメントも公開された。

本作は、「鋼の錬金術師」「銀の匙 Silver Spoon」などを手掛ける人気漫画家荒川弘が手掛けるコミックス「アルスラーン戦記」(「別冊少年マガジン」(講談社連載中)が原作となり、 架空の王国パルスを舞台に、王太子アルスラーンを始めとする英雄たちの戦いの軌跡を描いたストーリーとなっている。コミックスは1986年に刊行がスタートした田中芳樹の歴史ファンタジー小説を原作に、2013年8月号より「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載を開始し、既刊11巻でシリーズ累計650万部を突破。2015年4月にはMBS・TBS系全国28局ネットでTVアニメ第1期が放送され、2016年7月には第2期の放送もされるなど注目度の高い作品だ。

アルスラーン役の木津つばさは「大阪公演を経て、さらに全役者陣が団結し、より熱量の高いミュージカルをおみせできると思うので、是非劇場で観てほしいと思います。」と熱く語り、ダリューン役の加藤将は「アルスラーン殿下にも、座長の木津つばさくんにも忠誠を誓うのみ!」とコメントし、東京公演への意気込みを語った。

【アルスラーン】木津つばさ (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

【アルスラーン】木津つばさ (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

【ダリューン】加藤将 (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

【ダリューン】加藤将 (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

そして役づくりで難しいと感じた部分はあったかという質問に対して木津は「原作である小説やコミックス、アニメのアルスラーンを観て勉強しつつも、ミュージカルならではの自分にしか演じることのできないアルスラーンをつくりあげられるように意識しました。」と答え、ヒルメス役の伊万里有は「役づくりにあたって、ヒルメスはヒルメスなりの正義があって戦っているというところを特に意識しました。また強さだけではなく、人間らしい部分や弱さをもっているキャラクターなので、そういった部分を演じるのは難しかったです。」と語った。

また、殺陣稽古を含めた稽古中の様子はどうだったかという質問に対して、ナルサス役の斉藤秀翼は「今回は殺陣が得意な役者や、歌が得意な役者などそれぞれ得意な分野が違う人たちが集っている環境だったので、とても勉強になる刺激的な空間でした。」と答え、エラム役の熊谷魁人は「それぞれが自分の演じるキャラクターの個性や仕草・表情を意識して稽古を行っていたという印象が強いです。観劇いただく際は一人一人の細かい仕草や表情の演技にも注目してほしいです。」と語った。

【ナルサス】斉藤秀翼 (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

【ナルサス】斉藤秀翼 (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

【エラム】熊谷魁人 (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

【エラム】熊谷魁人 (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

【ギーヴ】山田ジェームス武 (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

【ギーヴ】山田ジェームス武 (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

【ファランギース】立道梨緒奈 (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

【ファランギース】立道梨緒奈 (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

(C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

(C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

大阪公演の楽屋の様子はどうだったかという質問には、ダリューン役の加藤将が「楽屋は男と女で分かれていたのですが...」と答え、それに対しキャスト一同が「当たり前だよ!」とつっこみ、カンパニーの仲の良さが伺える中、加藤はギーヴ役の山田(ジェームス武)が大阪でたこ焼きを買ってきてくれ、キャスト陣で仲良く食べたことが印象深いと笑顔で語り、囲み取材中も終始和気あいあいとした雰囲気が伺えた。

(C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

(C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

(C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

(C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

(C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

(C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

続いて、歌についての質問に、ギーヴ役の山田ジェームス武が「僕は歌が苦手だったので、最初歌稽古が地獄でした(笑)でも稽古をしながら、ギーヴの詩は歌で表現するとこんな表現ができるんだ!と色々な発見があってとても新鮮でした。どのキャラクターもミュージカルだからこそ表現できる部分が沢山あるので是非注目してもらいたいです。」と熱く語った。

最後に、ゲネプロ公演を観た原作者の田中芳樹から「キャストの皆さまの熱気も伝わってきて、とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。荒川弘先生の絵がそのまま舞台で躍動しているようで、幸せな気持ちになれました。キャスト、スタッフの皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。」と公演への感想が寄せられ、激励が送られた。

グリーン・デイ、新アルバム『ファザー・オブ・オール…』の全世界同時リリースが決定 タイトルトラックも公開

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グリーン・デイが、ニュー・アルバム『ファザー・オブ・オール…』を2020年2月7日(金)に全世界同時リリースすることが明らかになった。同作は2016年リリースの『レボリューション・レディオ』以来、通算13作目の彼らのスタジオ・アルバムとなる。併せて、タイトル・トラック「ファザー・オブ・オール…」も公開されているのでチェックしてほしい。

グリーン・デイは、盟友ウィーザー、フォール・アウト・ボーイと共に『ヘラ・メガ・ツアー』と銘打った大規模ジョイント・ツアーを北米、ヨーロッパ、UKにて実施することが発表されているが、アジアへはソロ・ツアーという形で日程が発表となり、2020年3月には待望の来日公演も予定されているとのこと。

ツアー及び国内盤含む詳細については後日発表となるので、是非期待してお待ちいただきたい。
 

「ファザー・オブ・オール…」

【プレゼント】特別ゲストの登壇を予定 アンジェリーナ・ジョリー主演の映画『マレフィセント2』特別試写会にご招待

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10月18日(金)に映画『マレフィセント2』が公開される。SPICEは、10月3日(木)に都内某所で開催される同作の特別試写会に5組10名を招待する。

『マレフィセント』は、ディズニーアニメ『眠れる森の美女』を、ヴィラン(悪役)であるマレフィセントの視点で映画化した作品。アンジェリーナ・ジョリーを主演に迎え、マレフィセントの知られざる過去や、オーロラ姫への“真実の愛”に目覚めるまでを描いた。5年を経て公開される続編『マレフィセント2』では、前作のその後の物語がつづられる。オーロラ姫はフィリップ王子からプロポーズを受けるが、その婚礼には、マレフィセントと彼女の絆を引き裂き、妖精界を滅ぼそうとするイングリス王妃の罠が隠されていた。

 


前作に引き続き、マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリー、オーロラをエル・ファニングがそれぞれ演じるほか、イングリス王妃役でミシェル・ファイファーが出演。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のヨアヒム・ローニング監督がメガホンをとる。

10月3日(木)夜に開催される『マレフィセント2』特別試写会には、特別ゲストの登壇を予定。イベント参加のためのSPICEでの応募は、Twitterにて行うことができる。ただし、同日に行われるレッドカーペットイベントには、今回の応募では参加できないので注意しよう。

詳細は、下記のプレゼント情報を確認のこと。

『マレフィセント2』は日米同日10月18日(金)全国ロードショー。

 

DIR EN GREY 10分超え大作「The World of Mercy」MVティザー&新木場ライブのダイジェスト映像を公開

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DIR EN GREYのニューシングル「The World of Mercy」(9月18日発売)のミュージックビデオのティザーと、特典Blu-ray/DVDのトレーラー映像がバンドの公式YouTubeにて公開された。

MVの監督を担当したのは、DIR EN GREYの映像作品を多く手掛けた鬼才・近藤廣行(ヴィジュアルトラップ)。同作のアートワークや歌詩とリンクさせるため、今回はメンバーの京が制作に深く携わっている。10分を超える大作のほんの一部分ではあるものの、衝撃的なストーリーを持つ映像は目が離せないものとなっている。

また、特典トレーラー映像には今春開催された全国ツアー『TOUR19 The Insulated World』から、4月15日の新木場STUDIO COAST公演の模様をダイジェストで収録されている。
 
DIR EN GREYは9月15日(日) 京都・KBSホールより、全国ツアー『TOUR19 This Way to Self-Destruction』がスタートする。


 

 

 

神使轟く、激情の如く。 ファンに捧げる決意の「不器用HERO」フルMV公開

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神使轟く、激情の如く。が、9月30日のZepp DiverCityワンマンライブ開催を前に、新曲「不器用HERO」のミュージックビデオを公開した。

秋葉原の小さなライブハウスから始まった神使轟く、激情の如く。は、ミクスチャーロックとライブ中に発信する感情を込めたMCにより、「MCなんてやらないで曲をやれ」「アイドルのくせに煽りなんていらない」など観客から心無い言葉を浴びることもあったという。しかし、そんな彼女達を支えてきたのは"神者"と呼ばれるファンたちだ。

ファンの声援を支えに、彼女たちは全力で走り続け、結成1年目でヤングジャンプの表紙になり、『TIF2018』に出演。今年に入ってもその勢いは止まらず、TSUTAYA O-EASTワンマンに、海外ワンマンを開催。『TIF2019』への2年連続出演や、『@JAM EXPO』出演、『SEKIGAHARA IDOL WARS 2019』や『DRAGON QUEEN'S FESTIVAL』ではメインステージに立つなど確かな成長をみせてきた。

そして2周年という節目にZepp DiverCityという過去最大のワンマンライブを迎える神激を、これまで支えてくれたファンに届ける決意の曲が、今回の「不器用HERO」だ。

<満員電車揺られてる時も、現場で汗水流してる時も、
理不尽に頭を下げてる時も、頑張ってるあなたはかっこいいよ>

「これからもきっと理不尽な壁にぶつかることがあるけれど、私たちがこれからも夢を叶えるために戦う姿勢、挑んでいく姿を常に見せ続けることで、勇気を与えたい。きっと、全員のヒーローにはなれないけれど、せめて”あなたのヒーロー” ではあり続けられるように。」

そんな決意と願いを込めた「不器用HERO」、神使轟く、激情の如く。のメッセージを受け止めてほしい。

 


渋谷すばる、ファーストアルバム『二歳』から3曲を3週連続で先行配信決定 初の上映会も開催へ

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渋谷すばるが10月9日(水)にリリースする1stアルバム『二歳』から3曲の先行配信を発表した。

iTunes Storeやレコチョクなどのダウンロードサイトだけではなく、Apple Music、LINE MUSIC、Spotifyなどストリーミングサイトでも同時に配信がスタートする。

第1弾の「ワレワレハニンゲンダ」は本日・9月13日(金)0:00より配信スタート。同曲は、スタジオの空気感をそのまま詰め込んだライブ感溢れる1曲。第2弾の「アナグラ生活」は9月20日(金)0:00より配信。自身初となる「アナログテープ」を使用したレコーディングで、歌詞も渋谷らしい言葉遊びが散りばめられた楽曲だという。第3弾の「ぼくのうた」は9月27日(金)0:00より配信。アルバムの1曲目を飾る楽曲で、強いメッセージがこもった楽曲となっているとのこと。

そして、このアルバムのリリースを記念し、大阪と東京で初のファンクラブイベント『babu会 vol.0』の開催を発表。イベントは、渋谷すばるオフィシャルファンクラブ「Shubabu(シュバブ)」会員を無料招待(抽選)し、初回限定盤特典DVDに収録されている映像を大画面・大音量で視聴しながらアルバムの発売をお祝いする『上映会』となる。

『ドラゴンクエストウォーク』配信開始! リリース記念キャンペーン・メタスラ装備ふくびきスタート

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スクウェア・エニックスは、スマートフォン向け新作位置情報RPG『ドラゴンクエストウォーク』(対応機種:iOS/Android)を本日9月12日(木)より配信を開始した。

『ドラゴンクエストウォーク』は「ドラゴンクエスト」の世界と化した現実世界を、自らが主人公となって歩き冒険を進めていくRPG。プレイヤー向けガイドライン映像も公開中なので、外に出て実際にプレイする前に視聴しておきたい。

プレイヤー向けガイドライン映像

リリースを記念して各種キャンペーン、メタスラ装備が入手できるメタスラ装備ふくびきもスタート。また、ゲーム内で主人公と共に冒険をするスライム「スラミチ」のTwitterアカウントを開設した。

『ドラゴンクエストウォーク』リリース記念キャンペーン

■スタートダッシュイベントミッション

イベントミッションバナー (C)2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

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配信を記念してスタートダッシュイベントミッションを開催。
開催期間:2019年9月12日(木)~2019年9月30日(月)14:59

■スタートダッシュイベントログインボーナス

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配信を記念してスタートダッシュイベントログインボーナスを開催。
開催期間:2019年9月12日(木)~2019年9月30日(月)14:59
【注意事項】
※開催期間や内容は、予告なく変更することがあります。
※イベントログインボーナスは、午前3時に切り替わります。

■ぼうけん開始記念クエスト

ぼうけん開始記念クエストバナー (C)2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

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『ドラゴンクエストウォーク』の配信を記念して、ぼうけん開始記念クエストを開催。
開催期間:2019年9月12日(木)~2019年9月30日(月)14:59

リリース記念 ARキャンペーン

AR機能で撮影した写真をハッシュタグ「#かいしんの一枚」をつけてTwitterに投稿しよう。

AR機能twitterキャンペーンバナー (C)2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

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メタスラ装備がふくびきに登場

本日よりメタスラ装備が入手できるふくびきがスタートした。★5「メタスラの剣」、★5「メタスラのやり」など メタスラ装備が登場。

ふくびきバナー (C)2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

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開催期間:2019年9月12日(木)~2019年10月3日(木)14:59
【注意事項】
※開催期間や内容は、予告なく変更することがあります。

配信開始記念キャンペーンには積極的に参加して「ドラクエ」の世界に浸ってみよう。

 

モバイルゲーム『ラブプラス EVERY』配信月決定!『東京ゲームショウ2019』ステージで新ビジュアルなどを公開

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コナミデジタルエンタテインメントは、恋愛コミュニケーションゲーム最新作『ラブプラス EVERY』の配信を11月に決定、本日より幕張メッセで開催されている『東京ゲームショウ 2019』のステージにて、新ビジュアルの公開、事前登録特典の追加発表を行った。

ネネ(バイト) (c)Konami Digital Entertainment

ネネ(バイト) (c)Konami Digital Entertainment

ネネ3D (c)Konami Digital Entertainment

ネネ3D (c)Konami Digital Entertainment

マナカ(テニス) (c)Konami Digital Entertainment

マナカ(テニス) (c)Konami Digital Entertainment

マナカ3D (c)Konami Digital Entertainment

マナカ3D (c)Konami Digital Entertainment

リンコ(図書委員) (c)Konami Digital Entertainment

リンコ(図書委員) (c)Konami Digital Entertainment

リンコ3D (c)Konami Digital Entertainment

リンコ3D (c)Konami Digital Entertainment

事前登録30万件突破特典を追加

『ラブプラス EVERY』では、現在事前登録を受付中。事前登録に申し込みした人数に応じてゲーム内アイテムをプレゼントしている。今回、30万件突破特典として、VR機能で楽しめる「ビーチでお昼寝」が追加された。詳細情報については、ゲーム内および公式サイトで告知される。

事前登録特典追加 ビーチでお昼寝 (c)Konami Digital Entertainment

事前登録特典追加 ビーチでお昼寝 (c)Konami Digital Entertainment

『ラブプラス EVERY』で搭載された新要素

「ラブプラス」シリーズは、2009年に家庭用ゲームとして誕生した恋愛コミュニケーションゲーム。最新作『ラブプラス EVERY』でも、これまでのシリーズ同様、高嶺愛花/たかね まなか(CV:早見沙織)、小早川凛子/こばやかわ りんこ(CV:丹下 桜)、姉ヶ崎寧々/あねがさき ねね(CV:皆口裕子)が登場。高校を舞台に3人の女の子と出会い、告白の後、“カノジョ”との日々の恋人生活を楽しむことができる。

●季節ごとのイベントも開催

イベント・まなか (c)Konami Digital Entertainment

イベント・まなか (c)Konami Digital Entertainment

イベント・寧々 (c)Konami Digital Entertainment

イベント・寧々 (c)Konami Digital Entertainment

イベント・凛子 (c)Konami Digital Entertainment

イベント・凛子 (c)Konami Digital Entertainment

『ラブプラス EVERY』では、「いつでも、どこでも。カノジョに会える。」をコンセプトに新要素「カノジョカード」や「カノジョプラス」を加え、モバイルゲームならではの楽しさを追求した。

●「カノジョカード」

まなか「カノジョカード」 (c)Konami Digital Entertainment

まなか「カノジョカード」 (c)Konami Digital Entertainment

「カノジョカード」成長アイテムを集めて専用ボイスなどのご褒美がもらえる (c)Konami Digital Entertainment

「カノジョカード」成長アイテムを集めて専用ボイスなどのご褒美がもらえる (c)Konami Digital Entertainment

一部モバイルVR機能も搭載しており、より臨場感を味わえる。VRゴーグルがあれば、実在感が大幅アップゲームの詳細については、今後、公式サイト等を通じて告知される。

●「カノジョプラス」

「カノジョプラス」まなか・好きな服を着たカノジョを想像して楽しんだり、なぜか写真を撮ることもできる (c)Konami Digital Entertainment

「カノジョプラス」まなか・好きな服を着たカノジョを想像して楽しんだり、なぜか写真を撮ることもできる (c)Konami Digital Entertainment

「カノジョプラス」まなか (c)Konami Digital Entertainment

「カノジョプラス」まなか (c)Konami Digital Entertainment

「カノジョプラス」凛子 (c)Konami Digital Entertainment

「カノジョプラス」凛子 (c)Konami Digital Entertainment

「カノジョプラス」寧々 (c)Konami Digital Entertainment

「カノジョプラス」寧々 (c)Konami Digital Entertainment

配信前だが、ぜひともスペシャルカットを狙って事前登録してその日を待とう。
 

水上真理がライフスタイルをコラムする「Make smile」vol.9 水上真理流、愛すべき音楽のススメ①

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「何も考えたくないな。」

全てをシャットダウンしようとしても、情報は頭に流れ込んでくる。目は閉じることができるけど、耳はふさぐことができないからだ。そんな時私は、耳にそっとイヤフォンを差し込む。携帯のアプリを開き、今の気分を探す。癒されたいのか、落ち着きたいのか、怒りたいのか、問いかけたいのか・・・

音楽を探していると今の自分が見えてくる。そして、今の自分を作るようにプレイリストを作ってみる。プレイリスト名は4つの数字。例えば本日「0910」。後で聞き返すと9月10日の自分が見えてきて、なんだかおかしくなることもある。そして思う。音楽というのは誰かの日記みたいなモノなのかもしれない。

シンガーソングライターの作る歌は、まさに日記ではないか。溢れ出す感情を言葉と音に込める。私は、歌を書くようになって自分を客観視できるようになった気がする。そこには、なんとも恥ずかしい「素」の自分がいるからだ。

不思議なもので、どんな感情でも書き出しているうちに自然と落ち着いてくる。感情によって落ち着くまでの時間は違うわけだが。5分の時もあれば4,5時間かかることもある。そして、それを歌にするときには、そこから余分な言葉たちをそぎ落としていく。その作業をしていると、本当に伝えたいことが見えてくる。

「怒り」だと思っていた感情は、本当は「寂しさ」だったりする。そして、言葉を眺めているうちにメロディーが浮かんでくる。ここでまた、自分の感情が見えてくる。「寂しさ」を隠すために切ないバラードではなく、ポップなメロディーに乗せてみたくなるからだ。

そして発見する。「強がり」な自分。あぁ、めんどくさい女だ・・・と思いながらも、作業を進めていく。夢中でこの作業を進めているうちに、ただ、吐き出したはずの出来損ないの感情がひとつの形になって見えてくる。そして、その歌が誰かを励ましたり、そっと寄り添ったりするのだ。

その時に、「あぁ・・・あの経験も無駄じゃなかったなぁ。」と思えたりする。

だから、ぜひおススメしたい。自分の感情を文字に起こすことを。人は誰かに何かを話すときは、たいていの場合、ストレートな気持ちをぶつけることができない。相手の顔色を見てしまったり、見栄をはったりしてしまうからだ。

しかし、ただ、感情を吐き出す相手がノートであれば、何も恥じる必要がない。好きなことを書けばいい。そして、人に伝える時には、余分なモノをそぎ落としてから伝えればいい。

「言い過ぎたこと」を後悔しないために。

今回のコラムは、よそ行きな自分ではなく、なるべくありのままに近い形で書いてみようと思った。「です。ます。」を取っ払ったのもそのためだ。

私は音楽が好きだ。聴くのも、歌うのも好きだ。音楽にはたくさん救われてきた。きっと、みんなもそうだと思う。誰にも話せない感情のモヤモヤを、まだ、会ったこともないひとりのシンガーの歌の中に見つけることがある。

「あぁ、この気持ちはこんな言葉で表せばいいんだ。」と。そして、ひとりではないんだ。そんな気持ちになる。共感できる誰かを見つけることで人は孤独を和らげることができるからだ。

そして音楽のすごさは、言葉の壁をも超えてしまうことでもある。理解できない言語であろうと、歌のないメロディーだけであっても、心に染みて、涙が流れることだってある。それはきっと、想いが音に込められているから。

そして、音に乗って体を揺らすということはとても気持ちいい。その場にいるのが、2人であろうと、10,000人であろうと、そこには一体感が生まれる。それってすごいことだ。

音楽=音を楽しむ

なんて素敵な言葉なんだろう。

音楽には色んなジャンルがある。私は割とジャンルにこだわらず聴く方だと思う。新しい音楽に触れると、新しい感性が自分の中に生まれる気がしてワクワクする。全て自分の思い通りになるヒトカラも好きだけど、誰かと行くカラオケでは、今まで知らなかった歌に出逢えるからおもしろい。

特にカラオケは言葉が文字として頭に入ってくる。歌っている人のその歌への想いも一緒に。まだ知らない相手のことも歌を通して知ることができる。そして、自分の好きな歌を相手が歌った時、急に仲良くなれたりする。口下手な人がメッセージ性のある歌を歌うと、なんともグッとくる。本当はこんな熱い人なのかな、とか思えるからだ。

そして、歌うという行為そのものがいい。お腹から声を出すと、それだけでストレス発散になるらしい。歌う時は、ぜひ、お腹の底から声を出してみてほしい。声と一緒に心の重りも吐き出すように

 

 
携帯で音楽を聴くことが主流になってきた。
 
イヤホンでも聴けるし、そのまま聴くこともできる。音楽を簡単にダウンロードすることもできる。便利な世の中だ。私は、Spotifyを愛用しているのだが、お気に入りの歌を曲名で検索すると、違うアーティストがその曲をカバーしていたりする。
 
声やアレンジが変わると、歌のイメージが変わり、違う良さも感じれるから好きだ。そして、自分の好きな曲をカバーしているということは好みが似ているのかもしれないと、そのアーティストの曲も聴いてみるきっかけにもなる。
 
ここで、私の「0910」のプレイリストを紹介したいと思う。
 

1曲目「サヨナラCOLOR」は思い出の歌だ。大失恋をした時に、親友がカラオケで歌ってくれた。なんて素敵な歌詞なんだろうと涙が止まらなかった。

 

サヨナラからはじまることが

たくさんあるんだよ

本当のことが見えてるなら

その思いを僕に見せて

 

この歌は勇気がほしい時に聴く、応援歌になった。歌ってくれた友達の愛情と一緒に、ずっと私を励ましてくれている。

 

2曲目「強がりました」あいみょんはいい。すごくいい。ストレートに胸を打つ。

 

選ばなかった道の運命も

悪くなかったのかな

 

人生の選択は、常にその時の最良を選んでいるはずだ。でも、振りかえると、間違ったんじゃないか、あっちの道が良かったんじゃないかと考えたりする。後悔をする。でも・・・

選んだ道で幸せを見つけていく。それが人生なんだと思う。

 

3曲目「風」コブクロの名曲を丸本莉子という女性アーティストがカバーした曲だ。

 

舞い上がる花びらに吹かれて

あなたと見た春を想う

 

コブクロの歌詞は日本語の美しさを感じる。「舞い上がる花びら」と「春」という単語を聴くと、日本人は桜が舞う景色を思い浮かべる。その景色に、今はもういない愛しい人の面影を想う。美しい風景の中に取り残された切なさが・・・いい。

 

4曲目「贈る言葉」原曲は、海援隊、武田鉄矢の声がなんとも印象的な歌。金八先生も浮かんでくる歌だ。

 
 
人は悲しみが多いほど
 
人には優しくできるのだから
 
 
誰かに優しくなれるように、悲しみがある。そう思うと、今の痛みが少し癒される気がする。この名曲を大橋トリオが歌っている。私は大橋トリオの声がとても好きだ。心が荒んだ時に聴くと、心のトゲが丸くなる声だ。
 
プレイリスト「0910」は別れの歌ばかり。いや、この日に限らず、私のプレイリストは別れの歌がかなり多めだ。別れの歌は、もちろん切なさがあるわけだが、そこから立ち上がろうとするパワーが私は好きなんだと思う。作詞者のそんな想いに勇気をもらうんだろう。
 
そういえばこの前、友達と五感について話した。5つの感覚のうち、どれが一番敏感か、大切かという話。私は「聴覚」だと答えた。1番奪われたくない感覚だから。
 
グラデーションに空を彩る夕陽も好きだ。炊き立てのご飯も好きだ。ふわふわな布団も好きだ。薔薇の香りも好きだ。でもやっぱり、音楽が1番好きだ。
 
ヘッドフォンひとつで、いつでも、どこでも、自分だけの世界を作れるから。
 

音楽をダウンロードで聴くのもいい。でもやっぱり、生の音が一番いい。生の音は、耳だけでなく、体全体に響く感じがする。そして、熱を感じる。

コンサートホールに響くピアノの音。

アコースティックギターのアルペジオ。

お祭りの太鼓の音。

空を彩る花火の音。

鈴虫の歌声。

そして、大切な人の笑い声。

音を楽しまなくても、毎日は過ぎていく。なくてもいいものかもしれない。でもきっと、なくてもいいモノの有り難さを感じることが、笑顔を増やすコツなのではないかと思う。

アニメ音楽誌「リスアニ!」10周年イヤー×動画配信サービス「Paravi」プロジェクトが始動

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アニメ音楽誌「リスアニ!」10周年イヤー×動画配信サービス「Paravi」プロジェクトが始動する。第一弾として、8月3日(土)、4日(日)にZepp Tokyoで開催した『リスアニ!LIVE SPECIAL EDITION ナツヤスミ』を10月4日(金)よりParaviで独占配信することが決定した。

2010年の創刊から、10周年イヤーを迎えたアニメ音楽誌「リスアニ!」。

周年企画として、夏に開催された『リスアニ!LIVE SPECIAL EDITION ナツヤスミ』は、 毎年日本武道館で行われている『リスアニ!LIVE』のスペシャル編で、全曲生バンド演奏で夏休み真っ只中の8月に開催された。このライブの模様を凝縮して配信で再び観ることができる。

さらに、10月19日(土)、20日(日)に決定した『リスアニ!LIVE TAIWAN 2019』の開催に伴い、Paraviでは、計20組40名(各日10組20名)に『リスアニ!LIVE TAIWAN 2019』の前売り券が当たるプレゼントキャンペーンもスタートした。

詳細はParaviアニメ専用Twitter をチェック! こちらのチャンスも見逃さないようにしたい。

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